竹鼻まつりで山車に合わせて街中を歩いてみる。
普段は大通りを車で通るだけなので歩いてみるとすごく新鮮な気持ちになれます。
そして気になる看板が…『本覚寺 絵天井』
ちょっと道を逸れてその案内の通り本覚寺に寄ってみる。
絵天井と言えば京都の大徳寺や妙心寺が有名。え羽島にも絵天井があったの
本覚寺は曹洞宗のお寺で永正(1504~1520)年間に創建したのが始まりだそうで竹ヶ鼻城主の菩提寺となりました。
小牧長久手の戦い、関ヶ原の戦い、安永3年(1773)の大火、明治24年(1891)の濃尾大震災に見舞われその度に倒壊、焼失、復興、再建を繰り返し現在の伽藍は大正4年(1915)の建立だそうです。
そして大東亜戦争の戦火はまぬがれ現在に至る…と。
今回、竹鼻まつりの影響か人が多くいました。
そして、本堂の中へ…。おおありました龍の絵天井。
幕末の勤皇家で京都の大和絵師であった浮田一恵による八方にらみの雲龍絵です。
濃尾大震災で破損したそうですがその後修復。現在は岐阜県重要文化財にしていされているそう。
人天蓋(にんてんがい)があって全体像を一望は出来ませんが確かに八方にらみ。
そして、有難いことにこの本覚寺。拝観料がいらない
本堂入口に御賽銭箱があるので心持でこの天井絵が拝観出来ます。
それにしてもこんなにスゴイモノがあるのに宣伝不足ですね、羽島市。