何があるかわからない
わたるです。
ときどきライブサポートで他所でドラムを叩くことがあるんやけど、その中の一つで、今回限りで音楽活動を休止してしまうという、ある女性シンガーのラストライブをサポートしてきた。
彼女は、その歌声やパワーや存在感に、誰がどう見ても圧倒されるほどの、とてもソウルフルな良いシンガーで、年齢も俺よりぜんぜん年下でまだ若いけど、いろいろな事情によりシンガーとしての活動を休止することにしたらしい。
今まで歌ってるのを見たことはあったけど、面識もまったくなく、話したこともなかった。
このラストライブで叩くことになってスタジオで初めて面識をもっただけやけど、最後のライブなんて言われてしまうとこっちも複雑な気持ちになってしまう。
とにかく最後に気持ちよく歌ってほしいから、持てる力をすべて注ぎ込んで演奏した。
聞きに来た大勢の人たちに、歌で笑顔を与え、歌で鳥肌の立つほどの感動を与え、歌でたくさんの涙を誘う、そんな場面を25分間くらいの短い時間、後ろで演奏しながら何度も見ることができた。
一回だけ、しかもほんの少しの時間しか合わせ練習ができなかったバックバンドを、その歌でグイグイひっぱってくれるし、オーディエンスを巻き込んで会場全体が、愛のようなもので包まれていくのが見えて、楽譜を見るのも惜しんで彼女の歌う姿を見続けた。
この空間にドラムを叩きながら居合わせたことはほんとにうれしいものだ。
こんなに歌を愛してて、実力もあり、容姿も良く、強い気持ちもあった素晴らしいシンガーが、結局インディーズのままそこからほとんど世に出ることもなく、いろんな事情で活動休止になり実家へ帰ってしまうことが本当に残念でならない。
世に出ていないだけで本当に良い音楽をやっているアーティスト達のことを、あの音楽業界とかいうものはどこまで把握できてるつもりなのだろう。 と憤りを感じることがよくある。
人のこととは言えほんとに悔しい話だ。
良いものが良いものだから売れる。
という当たり前のことが当たり前じゃない業界を根本から変えてみたいもんだ。
このシンガーさんがこのブログを見ることはないとおもうが・・、
活動休止して岡山に帰ってしまっても、気持ちリフレッシュしてまた東京で歌いたくなればいつでも戻ってきてくださいね!
わたしのすきなもの。
6月2日、月見ル君想フ。ライブを終えてきました。
前回ここでライブをやらさせて頂いた時は正式メンバーではなかったので、また出来て幸せ。
まだまだ精進することばかりですが、がんばって前進していこうと思ってます
わたしは、安藤裕子というアーティストがとても好きです。
そんな彼女が先日、代々木公園でフリーライブを行いました。
彼女のファンになってから数年が経ちますが、恥ずかしながら彼女のライブを見るのはこれが初めて。
アコースティックライブ形式で4曲を披露してくれたのですが
もうすごやった。鳥肌たった。今はただただ、音楽という同じ土俵に立てていることだけでうれしかった。
音楽ってすげぇ。そう思った。
奏でるということは、とてもステキですね。
現在レコーディング進行中。早く形に出来るといいな。
グミ

