メーカー別で、複数モデル以上、分析DATAが有るものを基準として
メーカー内での性能設計の比較を分析します。
アクシネット社
今回は2023年度展開でのTシリーズの評価
軟鉄は3モデルで、
重心距離長め(37㎜以上)で、重心角の差が1度あり、
超小さいT100とやや小さめのT100Sと操作性に差をつけている
※2モデルとも軟鉄の平均値よりは重心角は小さい
T200は重心距離が理想的の35.5㎜前後で、重心角はほぼ平均値
3つの軟鉄が、ターゲットを明確に分けている
T300とT400はSUS鋳造で、重心距離は長く、重心角は差が出ていて
平均値より小さいT300は左NGドローヒッター向けで
平均値より大きいT400はオートマチックドロー系の操作性能
総合的には
重心距離長めの方向性で、
軟鉄、SUS鋳造とターゲットが明確に分かれていて
きっちり棲み分けができている展開と言える
自社のW1とのマッチングは良さそう… FWは微妙ですが…
PXG社
軟鉄鍛造2モデル
共通しているのは、
どちらもW1の平均値より長い重心距離と平均値より大きい重心角
その中で、0311Pの方が、
重心距離が短くて、重心角が小さいので比べるとやさしいかと…
いづれにしても、オートマチックな操作性の2モデルと言える
細かく差を見ると、
0311XPの方が、グースが約1㎜近く大きいのでやさしいイメージだが
何故か、0311Pの方がやさしいと言える
両モデルとも
フェイス材に高強度マレージングSUSを使用しているので
飛び系IRONと言える
本体剛性は、軟鉄なので弱いが、通常のCAVタイプのマレージングフェイスに比べれば、
中空構造による本体剛性のアップにより、飛びは期待できそう
個人的には、本体SUSにした方が良かった(飛びと言う部分では)かと
結論としては、物凄く性能が近いので、逆に選ぶのが難しいかと…
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