2021年度メーカー別でカタログ掲載ライナップに対し、
同一条件での重心DATA有るものに関して、
メーカー・ブランド別 セット性能設計分析を行います。
基本的な分析概要は、
操作性とスピン性能に関して、セットとしての評価となります。
評価基準は、
W1・FW・UT・IRONのアドレス時の投影を見ても分かるように
トーヒール方向(長い)/フェイス~バックフェイス方向(深い)ともに一番W1が長く・深い
したがって、理想的な重心距離/重心角を考えていくと
重心距離は、W1・FW・UT・IRONの順で考えると、だんだん短く
重心深度は、W1が一番深く、FW・UTとだんだん浅くなり
IRONに至っては、ペラペラな位浅く、重心深度が浅くなっていくので
必然として、重心角はだんだん小さくなります。
スピンはロフトが寝ていくので、必然と低スピンへ
メーカー・ブランド別 セット性能設計分析 ダンロップ①ライナップ
からの続き…
XXIOシリーズ
番手 |
モデル名 |
重心距離 |
重心角 |
スピン量± |
W1 |
XXIO 11 |
40.9 |
28.6 |
336 |
XXIO X |
40.7 |
27.2 |
307 |
|
XXIOPRIME |
38.9 |
26.4 |
263 |
|
FW |
XXIO11 |
33.7 |
18.4 |
-219 |
XXIO X |
33.1 |
16.7 |
-197 |
|
XXIO PRIME |
33.5 |
28.2 |
-88 |
|
UT |
XXIO11 |
37.1 |
16.7 |
-183 |
XXIO X |
36.4 |
16.1 |
-212 |
|
XXIO PRIME |
33.2 |
15.5 |
-168 |
|
IRON |
XXIO11 |
41.9 |
15.6 |
-197 |
XXIO X |
37.3 |
13.9 |
-190 |
|
XXIO CR |
42.5 |
14.7 |
-298 |
|
XXIO PRIME |
40.3 |
15.1 |
-312 |
評価基準から診ていくと
3ブランドとも、
W1に対してFWは極端に重心距離が短くなっている
以上に対し、
重心角は11とXが極端に小さく
重心距離が短い分を緩和する意図かも!?
逆にPRIMEは極端に大きい
UTは11とXは軟鉄系には合わせやすい操作性で
重心角が小さい分、ドロー系よりともいえる
PRIMEは重心距離が短く、
FWとのつながりは許容範囲で、FWよりつかりにくいイメージ
UTとIRONの関係も逆転現象が起きていて、
IRONの方が、重心距離が長い
ただIRONとのつながりを考慮して、重心角はどれも小さめ
※他社を含めた軟鉄系とは相性が良さそう
基本11とXは
やさしいW1とIRONに比べて、
プロでも使えるFW&UTそんな感じなので
セットで揃えるのは
リスキーな性能設計の組み合わせになると言える。
唯一、PRIMEは
IRONだけが少し難しくなる(右系のミスが出やすい)が
スライサーには非常に効果の高い性能設計のセットになると言える。
次回、SRIXONシリーズの総合分析へ
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