2021年度FW売上上位ベスト3(4モデル)の性能設計を比較します。
売上の基準は、サイトを参考にしたもので純粋な売上上位とは異なります。
性能設計の評価基準は
W1・FW・UT・IRONの性能設計基準項目の、平均値を目安として
売上ベスト3の性能設計を分析していきます。
売上No.1はSiM2 MAXとG425MAXの2モデル
売上No.3はXXIO11とEPIC SPEEDの2モデル
以上4モデルの性能設計数値は下記の通り
モデル名 |
重心距離 |
重心角 |
実質深度 |
スピン量± |
SiM2 MAX |
36.3 |
16.1 |
12.0 |
0 |
G425 MAX |
36.5 |
23.1 |
18.7 |
161 |
EPIC SPEED |
32.2 |
16.8 |
11.3 |
-124.1 |
XXIO11 |
33.7 |
18.4 |
12.2 |
-219.0 |
各番手の平均値は以下の通り
以上から評価していくと、
FWの理想的な3スペックは、下記の範囲が目安
重心距離:39㎜台~34㎜後半
重心角:24度前後~16度前後
スピン±:300~-100rpm前後
操作性
重心距離が適正範囲なのが、
ベスト1の2モデル、SiM2 MAXとG425 MAX
重心角は対照的で
つかまり重視のG425 MAX、
UT並みの小ささのSiM2 MAX
以上の2モデルとは全く方向性が違うのは、
ベスト3の2モデル、XXIO11とEPIC SPEED
重心距離がマッスルアイアン並みの短さで、
重心角は平均値より大きいXXIO11と小さいEPIC
スピン性能
極端に少ない、
ターゲット的に少なすぎる気がしますが…
平均値やや多めのG425MAXとやや少な目のSiM2MAX
総合評価
売上ベスト1の2モデルは、性能設計的にも優れていて
つかまり重視のG425MAX
引っ掛けを嫌うSiM2MAXと分かれている
まさに理想的な性能設計の2ヘッドが売上ベスト1となっている状況
逆にベスト3の2モデルは
操作性的には、他のW1やIRONとのマッチングは良くないが
特に地面から打つクラブとして、一番難しいW3としては
最適な性能設計と言えそう
※つかまりやすくて、引っ掛けのミスが出にくいと言う範疇において
個人的には、SiM2MAX・G425MAXの様な操作性のヘッドが増えることを望みますね~
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