Golf Classic 2018/5月号の77モデルの7番のデータから
昨年からの継続モデルが残り14ぐらいあるので、
5番と7番の数値より、設計意図を検証していきます。
尚、7番アイアンの継続的な数値が無い為、
本当の意味での市場平均値がありません。
したがって、
その都度その都度の検証でのコメントが、
分析を積み重ねる内に色々なことが見えて
変化することも考えられますので、その点はご了承ください。
ミズノ MIZUNOPRO 518検証
番手 |
重心距離 |
重心角 |
重心高 |
実重心深度 |
F.P. |
No.5 |
35.3mm |
10.0度 |
19.0mm |
6.9mm |
4.1mm |
No.7 |
35.9mm |
11.6度 |
19.5mm |
9.3mm |
3.8mm |
重心距離に関しては
だんだん長くなっていく、フロー設計になっていると予測されます。
重心角に関して
1.6度大きくなっている *ここは差が少なくて良
※ ここに関しては、F.P.はストレート方向にフローしているが、
ロフトが寝ている分必然的に実重心深度が深くなるので、
それに比例して重心角が大きくなるのはおかしなことではない。
ただ、どのくらいの重心角フローが最適なのかは検証中
操作性的には、重心距離を長くすることにより
ショート番手のヒッカケを抑制
F.Pに関しては、少しグース方向に…
カタログ値とは逆…製品誤差!?
重心高に関して
だんだん高くという設計になっている…
実重心高さは低くなり
スピンが多いプレーヤーの対応用か!?
※下記は重心高と実重心高との違いを表した図
総括
基本的な考え方は
ロング~ショート番手にかけて
重心距離は長くすることでショート番手になるにしたがって、
ヒッカケを制御
実重心高は、だんだん低くスピンがかかり過ぎるのを抑える
以上が基本のようです。
MP-59・15の後継のようですが、少し微妙
自分のセッテイングに不安のある方
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