ほんの短い間だけど、車の運転を生業にしていたことがある。
仕事自体は女性でも出来るもので、楽ではあったけど、車の運転が好きじゃないので、凄く苦痛であった。
まず、ゴールド免許であるのに、交通ルールをあまり理解していない。違反のリスクが高い。
そして、ぼうっとしていることが多い。くせに苛々しがち。運転するには性格に難がある。事故のリスクが高い。
さらに、通勤時、辿り着けるのかこれ?ってくらい渋滞で、仕事が始まってからも渋滞。1日中渋滞の中にいるような気がして、精神が病む。メンヘラのリスクが高い。
もう一つ言えば、これが一番の問題なのだけど、僕はかなりレベルの高い方向音痴だ。遅配、迷子のリスクがかなり高い。
ここまですでにかなり適性が無い。ならなぜそんなとこに?と当然聞かれるが、簡単な話で、馬鹿に仕事は選べない。それだけのこと。
しかし、これはずっとやれる気がしないな、と思ってるところに今の会社から声をかけてもらって、これ幸いと転職したが、仕事は遊びではないから、此処には此処での悩みが当然のようにある。楽な仕事は無い。あるにしても、それはもう僕などより余程優秀な誰かがやってくれている。が、ドライバーを続けるよりは、今のほうがまだしもだ。
話が逸れたけど、運転の仕事をしている人を尊敬する。
どれだけ世の中が進歩しても、人に物を届けようとすれば最終的に陸送。
食えなくなれば、またやるかもしれないけど、出来ればやりたくないな。ドライバー。
「パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女」 2023年 韓国 監督 パク・デミン
確かに運転めちゃくちゃ巧いけど、実際のピンチは運転より、どついたり刺したり撃ったりで切り抜けてたような。
何せ修羅場くぐりまくりの強い女性が主人公のアクション映画。