『世界の中心で、愛をさけぶ』『スカイ・クロウ』などの脚本家・伊藤ちひろが10年の歳月をかけて書き上げた小説を自ら映画化した初監督作品。主人公の歯科医師ススメのなんの変哲もない日常が、アロマ店を経営する宮子に恋をすることで少しづつ変化を帯びていく。ススメ役は伊藤が脚本を書く際にアテ書きしたというKing Gnuのボーカル&キーボード、井口理。宮子役には『恋は光』の馬場ふみか。宮子の友人の蓉子に『PLAN 75』の河合優実。恋愛という世界の中ですら、他者と自己は一つになれないのか。恋愛の歯がゆさを含んだ幸福、不安と嫉妬に葛藤しながら、ススメがたどり着く“生きること”とは……。 不器用なススメの、ナナメでまっすぐな、純愛と狂気の物語。企画・プロデュースは行定勲。
今回、公開2日後の3月12日(日)にセンチュリーシネマで舞台挨拶が2回行われ、井口理さん(King Gnu)、伊藤ちひろ監督が登壇!
『ひとりぼっちじゃない』
2023年3月10日(金)よりセンチュリーシネマほかROADSHOW
STORY
人とうまくコミュニケーションのとれない、歯科医のススメが恋をしたのは、アロマ店を営む宮子。しかしながら宮子は、部屋に鍵をかけず、突如連絡が取れなくなったりする、つかみどころがない女性だった。それでも、彼女と抱き合っていると、ススメは自分を縛っている自意識から解放される気がしていた。自分でも理解できない自分を宮子は理解してくれている、ススメはそれがうれしかった。けれど、謎の多い宮子を前に、自分は彼女のことを理解できていない、と思い悩むススメ。ある日、宮子の友達である蓉子が、ススメに宮子の身に起きた驚きの事実を告げる。
DATA
●監督・脚本:伊藤ちひろ
●企画・プロデュース:行定 勲
●原作:伊藤ちひろ「ひとりぼっちじゃない」(KADOKAWA刊)
●出演:井口 理 (King Gnu) 、馬場ふみか、河合優実
●配給:パルコ
(C)2023「ひとりぼっちじゃない」製作委員会