青く澄み渡る大空を舞台に躍動する大学航空部を描いた小沢かなのコミックス「ブルーサーマル -青凪大学体育会航空部-」(月刊コミック@バンチ)。上昇気流に乗って空を翔けるグライダー競技のリアリティもさることながら、注目されたのは主人公が魅せられた透き通るような美しさが表現された空と、その空に恋した大学生たちが織りなす、壁にぶつかりながらも、それでも前を向こうとする青春の物語だ。「空と大学生の青春」、この唯一無二のテーマに企画プロデューサーが一目惚れし、劇場アニメーションにと企画。5年の時を経て、最高のスタッフ・キャストが集結。映画化にあたり、主役はオーディションを敢行。多くの声優も参加する中、声優初挑戦ながら「彼女しかいない」と制作陣をうならせた若手実力派女優の堀田真由が、天真爛漫な主人公・都留たまきを演じる。共演には、島崎信長、榎木淳弥と第一線で活躍する声優陣が名を連ねる。
今回、拠点である静岡空港をはじめ松本空港、名古屋(小牧)空港など日本各地に定期航空路線を 開設する株式会社フジドリームエアラインズ(略称:FDA)と、上昇気流に乗って空を飛ぶ航空機・グライダー に青春をかける、体育会航空部の大学生たちを描いたアニメ映画『ブルーサーマル』がコラボ!
映画の舞台である青空を連想させるネイビーカラーの13号機を“ブルーサーマル号”として運航。“ブル ーサーマル号”では機体後方にキャラクターたちをマーキング、 座席のヘッドレストカバーにも同ビジュアルと美しい空をプリント。機内アナウンスでの映画PRや、搭乗されたお客さまに『FDA×ブルーサーマル オリジナルポストカード』のプレゼントが実施される。
同機は3月3日(木)名古屋(小牧)→出雲を皮切りに、全国16空港22路線において2022年5月末まで運航予定。就航に先立ち3月2日(水)に名古屋(小牧)空港で “ブルーサーマル号”がお披露目され、主人公たちと同じく大学の航空部でグライダーに乗った経験を持つ三輪德泰 FDA 会長が登壇。「グライダーというスポーツが映画を通して広がっていくのは嬉しい。映画のステッカーを貼った機体“ブルーサーマル号”が全 国を飛ぶことで、より盛り上げていけたら」と笑顔で語った。
映画公開に合わせて様々なコラボ、展示を実施中!
STORY
高校時代、バレーボール一筋で頑張ってきた都留たまき。大学では、「キラキラな恋がしたい!」と長崎から上京するも、入学早々オールラウンドサークルの体験入部中にグライダーを傷つけてしまい、空飛ぶ部活“体育会航空部”の雑用係をすることに。思い描いていたキャンパスライフとはかけ離れた環境に、最初は不満を抱いていたが、主将である倉持の操縦するグライダーで初めて《空》へ飛び立った瞬間から、一面に広がる空の美しさに魅了されていく。
たまきは過去の苦い思い出から“体育会”を避けていた。
しかし、飛び立つたびに「もっと上手くなりたい」と空の世界に夢中になっていく。
気づけば、目標に向かってともに励む先輩の空知や同期との間にも、
固い絆が生まれていくのであった。
そこには確かに彼女の求める“充実した大学生活“が存在していた。
様々な人の想いを乗せて、たまきは大空を翔ける。
その先に待つ、過去のトラウマやライバルとの出会い、そして突然の別れ。
果たして、《空》に恋した彼女たちは曇り空を抜け、奇跡の上昇気流(ブルーサーマル)に出会うことはできるのか—。
DATA
原作:小沢かな『ブルーサーマル —青凪大学体育会航空部—』(新潮社バンチコミックス)
監督:橘正紀 脚本:橘正紀 高橋ナツコ
声の出演:堀田真由 島崎信長 榎木淳弥
アニメーション制作:テレコム・アニメーションフィルム
製作:「ブルーサーマル」製作委員会
配給:東映
(C)2022「ブルーサーマル」製作委員会