モントリオール映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した『健さん』、樹木希林が企画・出演した『エリカ38』などで注目を集める名古屋出身の日比遊一監督の最新作『名も無い日』が2021年5月28日(金)より東海地区先行公開!
本作品の主演は『光』、『カツベン!』『パターソン』など国内外で活躍する永瀬正敏。共演に『ある船頭の話』で監督としても期待が集まるオダギリジヨー。Netflix「FOLLOWERS」ゆる子役、大河ドラマ「麒麟がくる」佐久間右衛門尉信盛役の好演が記憶に新しい金子ノブアキ。本作では3人が初共演にして、初めての兄弟役を演じている。さらに、「PRIDE」「PIECE OF MY WISH」などで知られる歌手で女優の今井美樹が13年ぶり実写4作目の映画出演。NHK「龍馬伝」、映画『さよなら渓谷』『脳内ポイズンベリー』『海よりもまだ深く』など数多くの作品で強烈な印象を残す真木よう子が出演。
日比遊一監督自身の半生が色濃く反映されたオリジナル・ストーリーは、時にミステリアスに、時にエモーショナルに、故郷と家族の真の形を浮き彫りにした、濃密な人間ドラマに仕上がっている。家族の死に直面する主人公を演じる永瀬正敏、故郷で独り苦悩する次男役オダギリジョー、健気に兄たちを支える三男役の金子ノブアキ。3人のアンサンブルは想像を超えた素晴らしい相乗効果を生んだと、日比監督も驚きを隠しきれない撮影になったと語っている。舞台となった名古屋市の全面協力のもと、劇映画として熱田神宮が初めてスクリーンに登場することでも話題となっている。
今回、公開後の6月19日(土)に、ミッドランドスクエア シネマで公開記念舞台挨拶が行われ、ラジオパーソナリティで熱田区在住、そして書道家の矢野きよ実さんが勝手に応援団として司会を担当!日比遊一監督が登壇しティーチイン含む名古屋弁トークを展開した!
REPORT 司会:矢野きよ実 公式サイト
『名も無い日』
STORY
名古屋市熱田区に生まれ育った自由奔放な長男の達也(永瀬正敏)は、ニューヨークで暮らして25年。自身の夢を追い、写真家として多忙な毎日を過ごしていた。
ある日突然、次男・章人(オダギリジョー)の訃報に名古屋へ戻る。自ら破滅へ向かってゆく生活を選んだ弟に、いったい何が起きたのか。圧倒的な現実にシャッターを切ることができない達也。三男(金子ノブアキ)も現実を受け取められずにいた。
「何がアッくんをあんな風にしたんだろう?どう考えてもわからん。」
「本人もわからんかったかもしれん。ずっとそばに、おったるべきだった。」
達也はカメラを手に過去の記憶を探るように名古屋を巡り、家族や周りの人々の想いを手繰りはじめる。
DATA
監督:日比遊一
出演:永瀬正敏
金子ノブアキ 真木よう子
井上順 藤真利子
大久保佳代子 中野英雄 岡崎紗絵
木内みどり 草村礼子
今井美樹
オダギリジョー
配給:イオンエンターテイメント/ジジックス・スタジオ
(C)2020「名も無い日」製作委員会