松坂桃李主演!映画『娼年』、欲望を解放していく女性たちの姿を公開! | C2[シーツー]BLOG

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川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
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▲写真上段左から、佐々⽊心音(紀子役)、桜井ユキ(白崎恵役)、⾺渕英⾥何(イツキ役)、下段左から、荻野友⾥(主婦役)、江波杏子(⽼⼥役)、大谷麻⾐(ヒロミ役)

 

2001年の直木賞候補になり、性の極限を描いたセンセーショナルな内容が話題を呼んだ⽯⽥⾐良の恋愛⼩説「娼年」が、2016年の舞台と同じ松坂桃李x三浦大輔のコンビで映画化、4月6日(⾦)より全国公開となる。今回、松坂桃李演じる“娼夫” リョウが出会う客の女性たちの場面写真が解禁!

 

女性専用コールクラブ「Le Club Passion」のオーナー・静香がリョウに、「女性の欲望はあまりにも広くて、予測不能で圧倒されてしまう」と語るシーンがある。まさに様々な女性がそれぞれの欲望や想いを抱え、客として登場。そんな女性たちと、彼女たちを受け入れるリョウの人間ドラマが繰り広げられる。

 

 

また、本作では、リョウと⼥性たちの物語が展開するたびに東京の主要な都市が映し出される。その意図について三浦大輔監督は、風景を描くことはできなかった舞台と比べ、「映画では、それが可能なので、作品にリアリティを与える意味でも、東京のいろいろな街を切り取りたかった思いがありました。その効果も相まって、最終的には、現実と非現実がちょうど良いバランスで混在している作品になったと思っています」と語る。新宿、表参道、池袋、渋谷、鶯谷、そして熱海と、街に溶け込みながら待ち合わせに向かうリョウと⼥性たち。そのときの心情にも思いを馳せながら風景も楽しんでほしい。

また、2月10日(土)より販売開始となった特典付きムビチケカードは、メイジャー通販では即日売り切れとなり、急遽、取り扱い数を増やすことになった。映画館窓口での販売も好調。上映映画館、特典付きムビチケカード取り扱い映画館は今後も追加が予定されている。

これは、映画史における「事件」になる―。困難と言われた映画化に、「“性描写”に関しては⼀切妥協しない」と言う三浦大輔監督とともに臨んだ松坂が、「ここまで精神的に追い込まれた現場は初めてかもしれません」と語るように、監督、スタッフ、俳優陣が全身全霊を込めて作った渾身の作品。「娼夫」になる領を通して描かれる性、その性を通してひとりひとりの奥深くに潜む⼈間ドラマに⼀層、期待が高まる。

 

 

『娼年』2018年4月6日(金)よりTOHOシネマズ名古屋ベイシティ、センチュリーシネマほかROADSHOW

公式サイト STORY 

主人公の森中領(もりなかりょう)は東京の名門⼤学生。⽇々の生活や⼥性との関係に退屈し、バーでのバイトに明け暮れる無気⼒な生活を送っている。ある⽇、リョウの中学校の同級生で、ホストクラブに勤める⽥嶋進也(たじましんや)が、美しい⼥性をバーに連れてきた。⼥性の名前は御堂静香(みどうしずか)。「⼥なんてつまんないよ」というリョウに静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは、静香が手がける⼥性専⽤コールクラブ、「Le Club Passion」に入るための試験であった。入店を決意した領は、その翌⽇に静香の元を訪れ、娼夫「リョウ」として仕事を始める。最初こそ⼾惑ったが、娼夫として仕事をしていくなかで、⼥性ひとりひとりの中に隠されている欲望の不思議さや奥深さに気づき、心惹かれ、やりがいを⾒つけていく。 

 

DATA 

主演:松坂桃李 

監督・脚本:三浦⼤輔 

原作:⽯⽥⾐良「娼年」(集英社⽂庫刊) 

配給:ファントム・フィルム 

R18+ 

 

(C)⽯⽥⾐良/集英社2017映画『娼年』製作委員会

 

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