『風立ちぬ』 | C2[シーツー]BLOG

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川本 朗(カワモト アキラ)▶名古屋発、シネマ・クロス・メディア
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『風立ちぬ』観ました。あまりにも情報が少なかったから、自分なりに予想して観たんだけど、けっこう予想通りの内容でした。東日本大震災の余波は、あらゆる映像作家に影響を与えたと思うんだけど、本作を作る上で、宮崎駿監督にもかなり影響したんだろうと察した。自分も含め、東日本大震災の時に『自分は、この非常時に、いったい何ができるんだろう?』と、自問自答した人がかなりいたと思う。これまでのジブリ作品と違うのは、ジブリが物語を与えるというスタイルから、ジブリが作った物語からなにを感じ取るか?に変わったことだ。 大人の男としては『仕事とは?』『自分の守るべきものとは?』といった事に感情移入しながら、主人公の零式艦上戦闘機の設計主任である堀越二郎の生き様を見届けた。平和な時代だからこそ,自分の立ち位置を確認するためにも観るべき映画だと思った。

PS!▶宮崎駿監督は飛行機が本当に大好きなんだなって、感じさせる映画でした。

★名古屋の公開は▶7/20(土)→ミッドランドスクエアシネマほか
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