あなたに紡ぐものがたり | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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● あなたに紡ぐものがたり





昔、オールアバウトで「話す技術・伝える技術」の専門家してガイドをしていました。

編集担当者と協力して 毎週1本以上の記事を書いていて、報酬は アクセス数がそのまま反映される成果報酬。

読まれる記事を書くために 取材を重ねて 文章力を鍛える毎日。


「読者目線の記事を」というのは 基本中の基本でしたが、私は特にこれが苦手でした。



まだ見ぬ読者をイメージして その人たちが読みたい記事を書く。

世の中のトレンド(流行)をキャッチして 1歩先を行く専門家として道筋を示す。



それが大切なのはわかるし、ちゃんとそうやって書ける人たちもたくさんいました。

けれども、私は 見たことも声を聴いたこともない人に向けて 発信するとなると、手がどうしても止まってしまう。

それでも締め切りはあるので、無理矢理に仕上げていくのですけれど。


そこそこ おもしろいけれど、なんだか緊張して媚びている そんな記事になってしまいました。


それよりも、顔を知っている 友人や 夫や 先輩に向けて伝えるように書いたほうが、結果的に共感や賛同をいただくことが多かったです。


ブログを書くようになってからも、ブログ集客の本を片手に記事を書いたりもしました。

やっぱり、まだ見ぬ読者をイメージして その人たちが読みたい記事を書く。

世の中のトレンド(流行)をキャッチして 1歩先を行く専門家として道筋を示す。

そうですよね、それがセオリーだと思います。


それでも、やっぱりアクセスがいいのは 顔が見える人に向けてつむいだ言葉たちです。


婦人警官になりたかったのに なれなかった自分に。

「ほんとうは婦人警官になりたかったんだよ」って 何の気なしに話したら
「だから 君塚さんはルールに従わせたいんですね。しかもあなたのルールに。もう あなたにはついていけません」そういって いきなり退職届を突き付けてきた後輩に。

早稲田の大学院まででて やっと入った会社を、つわりがひどくて辞めなくてはいけなかった友人に。

朝5時には家を出て 毎日出社している夫に。

大学生の息子よりも低い時給でパートで働いている母に。

私とは違って警察官になった友人に。

進路に迷っている息子に。

週に一度は顔を合わせるモデル事務所のアシスタントさんに。


昨日、電話のセッションで 私に話を聞かせてくれた あなたに。

半年前に ランチ会に来てくれたあなたに。

いつも Facebookでコメントをつけてくれているあなたに。

来週 ご飯を食べる約束をしているあなたに。

疲れてしまって、今は ちょっと頑張れない あなたに。 

「初めて作ったんです」といって名刺をくれたあなたに。

この間 たまたま隣に座ったあなたにと。


顔を思い浮かべながら、そして声をもう一度思い出しながら そうして書いています。


どうか、あなたの1日が 今日もいい日でありますように。






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