I’m selfish, impatient, and a little insecure.
I make mistakes, I’m out of control, and at times hard to handle.
But if you can’t handle me at my worst, then you sure as hell don’t deserve me at my best.
「私はワガママで せっかち、ガマンができない性質でちょっと精神的に不安定なときもある。
間違いもするし言うことも聞かない。そして時には扱いきれない女よ。
でも私の最悪な状態に付き合えないのなら、貴方は最高の私にはふさわしくないわ。」
マリリン・モンローが手記に残した言葉です。
人が集まると その数だけやっかいごとが巻き起こり
そのかかわりが深くなると その深さだけ実害にも巻き込まれることになる。
それがいやなら 家族や親友なんて持たないことですな。
やっかいなことに巻き込まれるのも 巻き込んでしまうのも悪くない、と思ってから
本当の対話が始まり、関係性にあたたかい血が通った気がするから 私は慣れることにしたけども。
今まで いろんなことが起こりました。
息子の不登校に いじめ、お友達の大切なものを壊してしまったことや、逆に壊されてしまったこと。
家族ぐるみで付き合っていた友人の離婚、育児放棄。
親友にシャレにならない金額の借金を申し込まれたことも、浮気のアリバイ工作に加担してくれと頼まれたこともあったし
「あなただから言えるんだけどさ、万引きしたことある？いっしょにやらない？」って言われたこともある。
会社の同僚が刑事事件を起こしたこともあったし、同級生が自死を選んだ。
近所の奥さんが旦那に暴力を振るわれて わが家に逃げてきたこともある。
どんな人にも事情っていうものがあるし 一生懸命取り組んでもどうにもできないことも多い。
魔が差すっていうこともあるから別にいいんだけど
（繰り返すけど そういう厄介ごとが一切お断りなら、どんな人とも上っ面の関係にしておいたほうがいい）
楽しい時間だけを過ごしたくて
望んでいる言葉だけを言ってもらいたくて
無償の愛情だけをもらいたくて
輝く笑顔だけを見たくて 耳ざわりの良い話だけを聞きたい
そういう深いお付き合いをする気がない人とは 仲良くなれる気がしないんですよね。
多分、私のキラキラしたところだけを知りたくて
そうではないところは知りたくはないのでしょうから 私の人間性全部で付き合うのは無理ですよね。
自分事で考えれば そりゃあそうだよなあって思うのに。
逆の立場で考えれば
だから 誰とも仲良くなれなくて
いじめられているわけでもないし 何か不満があるわけでもないのに
学校に行けなくなって
大人になってからだって、どんな交流会に出ても 誰だか思い出せない名刺の山がたまるばかり。
もちろん、誰にも覚えてもらえない。
やさしい夫と結婚してからも かわいい子どもが生まれてからも
幸せじゃなくて めちゃめちゃ孤独で
どこにも居場所がなくて 消えたくてしょうがなかった。
それは どの人とも うわべのところでしか付き合わなかったから。
自分のことですらままならないのに これ以上厄介ごとは抱えきれなくて
誰の最悪な状態にも付き合わなかったから、どの人の最高の姿も見えなかった。
何よりも 自分自身の最低の姿を受け入れられなかったから
最高の自分にもふさわしくない私だったのでした。
そもそもの「自分のことすらままならない」のはこれが原因だったんだけど。
人と付き合うことで 嫌な思いはしたくなかった。
だから人と付き合っても 何一ついい思いができなかった。
そういう、シンプルなところ。
どんな人の最低なところも「そういうことってあるよね」って笑えたら
自分の最低なところも「そういうことってあるよ」って笑うようになりました。
ふつうに「いやー あんた嫌いだわ」って 嫌うこともできるようになったし
（だって私は いい歳をしてガマンができない最低な女ですから★）
ふつうに私とは違う価値観を持ち、非難してくる人とも いったん受け入れ、対話することができる
（だって私は 人の域を超えるほどの最高な人間性の持ち主ですから★）
愚かさと醜さを愛し、崇高さと純粋さを自然なこと思えたら
生み出すいろんなものに あたたかい血が通うようになると思うのです。
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