いつも思うことだけど この世の変革を担っている人って
怒りの感情が強い。基本、いつもイラついてる。
にこやかで 人当たりもよく ほがらかで
忍耐力も強い人でも、です。
ガンジーもそうだったし、
ダライラマ氏の法話とか聞いていると
ビリビリとした大きな大きな怒りを感じる。
>>ガンジー
https://www.youtube.com/watch?v=Q6wzRO3WGuw
https://www.youtube.com/watch?v=8-I2q-v0aUU
怒りって変革のエネルギー。
「もうこんなの嫌だ」
「今のこの状況を終わらせたい」
というのが怒りのエネルギーだから。
ただ、怒りを攻撃に使っていないだけ。
誰かを叩き伏せるために コントロールするために
お前のせいで 私は傷ついているのだ。お前が悪いのだ。
お前が間違っていて 私こそが正しいのだ。
だから私の言うことに従え！
だまっていればいい気になりやがって、私だっておっかないんだぞ！私を怖れろ！！
と拳を振り上げることに怒りを使っている姿は まるでチンピラだね。
君には君の事情があり、立場があり、
正義があるのは理解しているよ。
そこに、私の事情と 立場と 正義でもっと良いものが創れるのだよ。
必死になって守らなくていいし、怯えなくていい。
簡単ではないけれど、お互いのよりよい道を歩もう、
と慈悲と慈愛に怒りを使っているだけ。
こうやって怒りを昇華している人を 人は畏（おそ）れ、畏怖や畏敬の念を抱くようになる。
私の古くからの知り合いで 恩師でもある人がそういう人でした。
お不動さん（不動明王）みたいな人です。いつも慈悲と慈愛の怒りで満ち満ちています。
「怒りはコントロールできる。
怒りは ただの反応で 2次的な感情であり、実体はないのだから」
というのも真理の一つではあると思います。
でも、
「怒りは変化を引き起こす原動力で、慈悲や慈愛に昇華できる感情である」
という見方に立ってみるのもお勧めです。
真っ暗な閉塞感で怒りに満ちている世の中は、必ずしも悲観するものではなくて、
もしくは希望の夜明け直前の 一番深く黒く輝く光なのかもしれないから。
キラキラ明るく輝くだけが光ではないのですよ。
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