私はどうにも 子どもという生き物が得意じゃありません
長男とも次男とも２０年以上の付き合いになりますが いまだに
子どもと遊ぶって、どうやって？と 途方に暮れます。
子どもで遊ぶことは いくらでもできるんだけどねえ・・・
息子たちにも
「私は子供が苦手だ。
お前たちがかわいいのは 大好きな父さんの子供だからだ。
世話してほしかったら 命がけで父さんに似るように」と
思いっきり条件付きの愛情であることを申し渡しているのだけど
特に次男はやる気が感じられず、私に似てます。
いい母親かといえば かなりアレです。
たぶん、子育ては向いてないと思います。
ずっと働いているのと、要介護の年寄とも同居していたので
いつも息子たちは後回しで 小さいころから家事も手伝わせています。
きっと不満は多いかと思います。
でも「お父さんと お母さんが 仲良くいますように」という
息子たちの本当の願いだけは叶え続けてきました。
ゲーム買ってほしいとか
どこか連れていってほしいとか
夕飯に嫌いなものがでなきゃいいなとか
そういうのって 家が安心して暮らせる状態であるっていう土台の上に
あるものだと思うのです。
お父さんとお母さんが いつもケンカしてて
離婚しちゃうんだろうか
いつまでこのヒリヒリする毎日は続くんだろうか
今日も お父さんは どなるんだろうかとか
お母さんは また泣くんだろうかって
きょうだいは 離れ離れになるんだろうか
そこを心配しながら 旅行連れてって 新しいゲーム買って
好物を食卓に並べてもねえ・・・。
だから、旦那さまと 仲良くケンカして いちゃつくんです。
もし旦那さまと ご縁が切れる日が来たとしても
お互いの幸せを願いながら 離婚届にサインするんです。
どんな手を使っても そこに向かっていくんです。
そのためだったら いくらでも自分をごまかすし ウソも平気でつきますよ。
結婚も 離婚も 幸せになるためにあると思うので。
だから 顔も見たくない 名前を聞いただけでカンに障る日も
「旦那さん ダイスキーー」と言い続けているのは 半分以上 自己暗示のためです
そこを一生懸命やっていたら 「子どもが苦手」を克服するところは手つかずになりました。
たぶん、この先ずっと うちの子しか かわいくないままだと思います。
だって、スーパーマンじゃあるまいし
なにもかもできないじゃない？
そんなんだから 息子たちには
「親としては最高だけど 人としてはかなりアレ」とお褒めの言葉をいただきました。
そして うれしいのは 身内だけの評価だけでなく こういう考えに賛同してくれる
人がいるっていうこと。