そりゃあ 離婚になるよね | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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この年齢になると「結婚しました」よりも
「離婚したんだよね」のお知らせが多くなりまする
(離婚4回目っていう猛者もいるけど まだ記録は塗り替えられてない)

そのうちの1人・・知り合い程度の薄い付き合いではあるけれど
何度か食事をしたことがあるくらいには親しい知人の投稿をみかけました

  

アメーバブログさんのコンプライアンスに抵触するため
一部表記を変えて転記しています。



 
ある朝、妻が「今日の夜、少し話があるの」と言った。

その日の夜、離婚を切り出された。

突然のことだった。そう感じたのは私だけなのかもしれない。

我が家はレスであった。最後に事を為したのは遥か昔である。結婚して2年目頃からだろうか。

原因は私にある。妻を性的な対象として見る事が出来なくなったのだ。

最初は勃たないだけだったが、時が経つにつれて口付けすらしないようになっていった。

二人の間には当然溝ができた。レスの話題になるといつもギクシャクした雰囲気になった。

だからいつしかその話題には触れないようになっていった。

普段の生活はとても幸せだった。

共に食卓を囲む時、遠くへ旅に行った時、彼女と一緒にすることは全て楽しかった。

・・・・・・・・・

その日の夜、彼女はこう言った。

「なんでわたしばかり我慢しないといけないの」

レスであることからずっと目を背けてきたから仕方がない。私は何も反論することなく。ただ「ごめん」と言った。

「レスであること以外不満はない」と聞いて少しホッとした。

それから彼女はすぐに家を出ていった。

"すぐ"というのはその次の日のことだ。昨日の今日ですぐに住める場所があるのだろうか。

おそらく何とかなるような「人」がもういるのかもしれない。そう思うとさらに申し訳なくなった。

それから一人で住むにはやや大きすぎる家の真ん中でポツンと過ごし始めた私はあの「楽しかった日々」は何だったのかについて考えた。

もしかすると、「楽しかったのは自分だけ」だったのかもしれない。

ついに気づいてしまった。

彼女はずっと我慢していたのだ。

そうだ、楽しめているはずがないじゃないか、ずっと我慢していたのだから。

本当は彼女の掌の上で楽しませてもらっていたことにバカな私は気が付かなかったのだ。

幸せな家庭は私だけにしか見えていない幻だったのだ。

離婚は当然の結果であった。

・・・・・・・・・

本音を話そう。

彼女に対しての私の気持ちだ。泥臭く醜い悪あがきだ。

「どうして自分"だけ"我慢してると思っていたのか」

彼女には伝えられなかったこの言葉がずっと消えずにモヤモヤと頭の中を回っている。

彼女の情緒不安定さや怠惰さについて。当然のように終電まで遊び、朝帰りすることについて。レスである以外に不満がないことについて。

本当は私がどれだけ苛立ちや不安を感じる日々だったか彼女には伝わっていなかったはずだ。

レス以外に不満がないのは当然である。私が「我慢」していたのだから。

私は長い事、レスであることに負い目を感じていた。

だからそれ以外の私生活では極力彼女の自由を応援した。これが贖罪になると思って生きていた。

確かに私はあなたに勃たない。だから代わりに君の好きなことを自由にやっていいよ。何も言わずに応援する、と。

私は勝手にそれがレスと等価交換出来ていると思い込んでいた。

だから

「なんでわたしばかり我慢しないといけないの」

という言葉が胸の奥にピンっと張っていた細い糸を切った。

レスはレス解消でしか補えない。当たり前だ。

不能がそれほど嫌ならもっと早くに捨てて欲しかった。

・・・・・・・・・

文章にしたら少し落ち着いた。

こんな時間だし誰にも見られることはないだろう。

ネットの波に消えていってくれ、「俺」の思い出!
 




まあ、そうなるわな。

「もう 1人でがんばれない」
「もう 私ばっかり無理するのは限界なの」

そういう言葉を吐かれるたびに 私も感じてきたことだもの。

「ああ、この人は なーんにもわかってないんだな。
この先 わかる気もないんだな」




いっしょにすごしてきたのはなんだったのか 絶望的な気持ちになる。
それこそ"胸の奥にピンっと張っていた細い糸が切れる”ブツッという音がする。



みんな我慢しているんだから
あなたも我慢しなさいっていう話ではなくて


誰だって ままならないことや 腹立たしいことはある。
気楽にしているようだって 深いところで不安を抱えていることもある。

期待にこたえたい相手がいて(その相手は自分でもあるのだけど) 
それなのに ぜんぜんこたえられなくて くやしくて泣くことも多い

傷つくことに慣れて平気な顔ができるようになったって 
やっぱり普通に痛いし 傷からは血も出る。

余計なお世話だとわかっていても 守りたい何かはあるし 
勝手に感じているだけだってわかっていても 何かしらうしろめたい罪の意識はある。

言いたかったのに飲み込んだ想いもあるし
誰にも言わずに墓場まで持っていこうと決めているものも 何かしらある。

私が あなたよりも恵まれているからといって
私があなたよりも 大変じゃないわけじゃない。

いいかげんで愚かに見えるかもしれないけれど
それなりに必死で考えた結果がコレなんだ。 




それは あなたも私も 世界中のどの人も同じで 
それぞれがいろんな思いを抱えながら できる精一杯で自分の人生を生きてる
がんばっていない人なんていない。
お互い、そんな同志なのに



それなのに 「私だけが」なんだね。
今まで あなたは何を見ていたの。

この先も 自分以外の人のことなんて見るつもりはないんだね。
いっしょにいた時間はなんだったの。



そうやって 私自身も いろんな人を失望させてきたなあ。
ありがとうだったんだなあ。
ごめんなさい
ゆるしてください
今でも あなたのことが好きです。ほんとに。



そうか、それに気が付きたくて 私は失望したのか。

やっぱり ありがとうなんだなあ。

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