「こんな自分をどうにかしたい」
それって つまり自分が嫌いで しかも「自分のことが大嫌いな自分」がどうしようもなく嫌いっていうこと。
自分を満たすっていわれても 一番満たしたくない相手。
なんでこんな かまってもらいたくてしょうがなくて
必要とされたくてどうしようもないグズな人間を満たさなきゃなんないのさ
友達いなくて当たり前だよねー。
だって私だって 私みたいな人友達になりたくないもん
恋人いないのも納得。
だって私だって 私みたいな人と付き合いたくないもん
仕事できないのも そりゃあそうだよ。
私だって 私みたいな人信用できないもん
だから 私は変わりたい。
こんな私が 私なんて、耐えられないから!!!
ほんとうのわたしは もっと豊かで もっと親切で もっとオープンなはず。
こんな最低なの、私なわけない。
きっと ブロックが外れて 潜在意識が目覚めて 強みを活かせたら 素晴らしいわたしが顔を出す。
だから、だから・・・・!!
っていう妄想から覚めるまで どえらく時間がかかったわけですけども。
自分がイヤすぎて 1人きりになるのが苦手でした。
仕事や育児の合間に ちょとっと時間ができて ゆっくりできそうなカフェを選んで飛び込んでも
注文したドリンクが来るまでソワソワ。
どこを見て待っていればわかんないのよね。
ようやくドリンクが届いても、一気に飲み干しちゃって
空っぽのマグカップを見ていたら なんかいたたまれなくなって ゆっくりできる雰囲気がウリだったはずの店を出る。
なんとか店内に踏みとどまったとしても
「こういうの息子は好きそうだな。今度は連れて来よう」とか やっぱり誰かのことを考えたり
スマホをいじって 誰かとつながる
つまり、自分と2人きりになれなかったのです。
わかんないし、つまんないし、おもしろくないから。
向き合ってるっぽいこと
鎧を脱ぎ捨てて自分をさらけ出してる風な感じをかもしだして
かっこ悪い自分をいっぱい認めるっぽいこともたくさんして
そういう一つ一つが わけのわからない日々を送り
「なんかおもしろいことないかなあ」が口癖を産み
どうしようもなく人生をつまらないものにしているのに。
自分にガッカリしくなかったんだと思う。
必死で自分を守っていたんだと思う。
嫌うことで守れるって 本気で思っていたんだなあ。
そういうこっぱずかしい間違いって あるよねえ・・・(笑)
でも、こっぱずかしくても続けてよかった。
間違え続けても 止めなくてよかった。
大嫌いな自分に 逃げ腰でも親切にしたこと
うんざりな自分の話を 耳をふさぎながらでも聞き続けたこと
もうこんな自分はイヤだ 切り捨てたいと泣きながら もっとできるはずなのにと言い続けたこと
うまくできたことは 何もなかったけれど
私を助けようと 私のために動き続けた
そういう行動そのものが 私を助けてくれた。
そうやって 自分を助けていくんだなって思う。
一番助るのには難しい相手、見捨てたい相手を 手助けする。
そうやって。
ご自分のライフスタイルに添って参加できます