君塚由佳です。
だいじょうぶです、生きてます(笑)
退院の目安がだんだん立ってきて、これも最後の入院だもんなー
仲良くなった病棟の看護師さんとも会えなくなっちゃうなぁー
なーんてしんみりしながら、なんせ一カ月の長期入院で増えた荷物ですんで
面会に来てくれる家族に ボチボチ自宅に持ち帰ってもらっておりました。
で、のどがいがらっぽいような、「タンがからむなぁ」と思った翌日には肺炎。
高熱と右肺真っ白。
白血球って大事ですねー
通常4000~7000はあるはずが、まだ200までしか回復できてない時でして。
「カゼっぽい?いや カゼですらないだろう」から いきなり肺炎なのね。
退院の予定が見えてきたところからの まさかの!
この後に及んで「血液製剤を使うので、同意書を」みたいなまた 怖い書類にサインをし
無菌室はもともと家族のみしか面会できないのですけど、さらに制限がかかりました。
抗生物質もジャンジャン入れて、少ないながらも白血球も戦ってくれて
なんとか回復しつつあります。
今ままでが順調すぎたからねぇ…
昨日は当たり前にできたことが、今日は全くできなくなっててがく然として
そして、昨日はできなかったことが 今日は少しはできるようになったり
それをこの数ヶ月、何度も繰り返してきました。
それはとっても小さなことで
「テレビを見てみる気になった」とか
「おかゆなら食べる気になった」とか
「1人でトイレに行けなくなった」とか
「起き上がるだけで吐くようになった」とか。
小さなことなのにすごく落ち込んだり
ものすごく嬉しかったりで
全てを奪われて
また一つ一つ拾い集めていくことの繰り返し。
献身的に支えてくれる家族や知人、
それにほんっとにつくしてくれる主治医と看護師さんに見守られてはいますが
「でも、みんな苦しくないじゃん
この中で苦しいの私だけじゃん」
と やさぐれた気持ちになる時もあるのだけど
血液検査の結果に 私の体が 情けない戦力ながらも
必死で私を生かすために働いてくれているのが見える。
よりよく、治そうと。必死で。
人って どんなになってもよくなろうとする。
私は私を絶対にあきらめてくれないんだなぁ。
私が勝手にあきらめてるんだなぁ