庭を掃いていたら
近所の女の子が
「あまねく命に祝福を!」
と雄たけびを上げて クルクル回りながら走りよってくる。
「------」
「あまねく命に祝福を!」
ポーズをガッチリ決めてまた叫ぶ。
どうしたらいいんだ。
「あ、どうも…」
「あまねく命に祝福を!」とまたまた叫ばれる。
私はリアクションを間違えたらしい。
あかん、これ正解まで終わらないヤツだだわー。
「あまねく命に…」
「プリキュア来てくれてありがとー」
保育士志望で ちびっ子のテレビ番組にも詳しい次男が 後ろから助け舟を出してくれて。
女の子は 鼻の穴を膨らませて 大変満足したように クルクル回りながら 私が掃き集めた落ち葉を詰めた小さめのゴミ袋を拾って そのままゴミ集積所に向かって走って行きました。
いろんな人と付き合うには 広く浅くいろんな知識と教養が必要ですな。
ご近所付き合いは奥が深いぜ。
次男が大学の課題で 最近折り紙をやたらと折っております。
なんか教えてもらおう。
あの子に次に会った時は 手裏剣の1つでも投げつけてやろうと思うのです。