「生きる力」という釣り竿を手にしよう | 夢が実現するしくみがわかれば、私たちはもっと自由になる  君塚由佳

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● 「生きる力」という釣り竿を手にしよう

おかでさまで先日アップした記事が大変な反響をいただきました。

>>富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなっていく理由


もう2年までにFacebookに書きなぐったものを加筆した長文でしたが
たくさんの方にシェアしていただき、メッセージもたくさんいただきました。

ありがとうございます。
これは 社会福祉や支援活動の話ではなく、私とあなたの物語です。

私たちは毎日 自分自身の釣り竿に工夫を凝らし磨きをかけ、魚を捕って生きながらえています。

いただいた質問で一番多かったのは 「釣り竿」と「お金」とは何か というお話し。


「釣り竿」って お金を稼ぐスキルのことですか?
結婚相手ですか? 安定した収入のことですか?
とご意見をいただきました。



うーん・・・どっちかっていうと それは魚です。
お金を稼ぐためのスキルって「●●すればもうかる」って時代によって変わってしまうし
結婚相手だって 安定した収入だって 「この先ずっと」なわけではありません。


釣り竿は そう簡単にへし折れてしまうものではなく
私たちが糧(魚)を得るために 働いてくれるものです。


魚はお金や物、ノウハウやスキル。
お金や物はなくなるし スキルやノウハウはいずれ使えなくなります


釣り竿は 身につけた知性や知恵、
身に着けたものはいくら使ってもなくならない。
魚であるお金や物、ノウハウやスキルを釣り上げることができる。そういうものです。


釣り竿である「人として生きるための知恵」は 誰でも持っています。
持っていても 使っていないかもしれませんが。

釣り竿を目の前に突き付けられて はじめて
「ああ、それなら自分も持っている」と気づく
そういうものかもしれません。

私自身がそうでした。
子どもが苦手な私でしたが 息子を授かって 
息子と毎日暮らしてみて はじめて 自分の中の釣り竿に気が付きました。

すっかり錆びついていて きちんと使えるようになるまでに
モス少し時間が必要でしたが。


人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ (河出文庫)/ロバート フルガム

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人間、どう生きるか

どのようにふるまい
どんな気持ちで日々を送ればいいか

本当に知っていなくてはならないことを、わたしは全部残らず幼稚園で教わった。

人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく
日曜学校の砂場に埋まっていたのである。


・何でもみんな分け合うこと

・ずるをしないこと

・人をぶたないこと

・使ったものはかならずもとのところに戻すこと

・ちらかしたら自分で後片づけをすること

・人のものに手を出さないこと

・誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと

・食事の前には手を洗うこと

・トイレに行ったらちゃんと水を流すこと

・焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい

・釣り合いの取れた生活をすること 毎日、少し勉強し少し考え、

・少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして、少し働くこと

・毎日かならず昼寝をすること

・おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、
はなればなれにならないようにすること

・不思議だな、と思う気持を大切にすること



これが 私とあなたが持っている釣り竿です。


姑さまも大姑さまも 宇宙の真理や 世界の理(ことわり)を知っているわけではなかったようですが

それを見事に体現していました


クサクサした気持ちで朝起きて朝食をむさぼっていると
パソコンの机に 庭の花が届いて

朝の10時と午後のお茶には 手を休めてお菓子をつまみ

お手玉やレース編みを作り 
枝にラジオをぶらさげて鼻歌を歌いながら庭の草をとっていました



結婚した兄から実家を追い出されて 温泉旅館に住み込みで働き始めた朝も

結核で寝たきりのまま布団のうえだけで 5年間すごした日々も

はしかで幼い娘を失ったときにも

夫が戦争に行ったまま 帰ってこない日も

預金封鎖で銀行の口座が凍結した時も



そうやって乗り越えてきたみたいですよ。 



もしかしたら 私の釣り竿は 貧相で今にも折れそうなものだったり
目先の魚(お金やもの)を手に入れるために 
どこかに売り飛ばしてしまったかもしれませんが


何度でも その手にできるはず。

よくわからなくなってしまったら
いつでも幼稚園の砂場に眠っていますしね。




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