『苦労』と『ありがたみ』

『若いときの苦労は、買ってでもしろ』と言われます。
若いというはどのくらいか、
苦労とは何かという解釈は分かれると思いますが、
苦労するほど成長できるということでしょう。
“苦労”はありがたみを知るためにあります。
例えば、苦労して手に入れたものは、
ありがたくなりますし、喜びも大きいです。
例えば、以下のようなことです。
楽勝の試合よりも接戦の試合。
道に迷ったあとのたどり着き。
必死で勉強したあとの受験合格。

では、“ありがたみ”を知っていれば、
苦労しなくてもいいのでしょうか。
若いときというのは、人生経験が浅く、
“ありがたみ”の想像がしにくいです。
『子を持って初めて知る親の恩』と言われるように、
経験したことのないことに
“ありがたみ”を知るのは難しいことです。
苦労するということは、
実際に体験するということです。
例えば、お金で苦労することで、
お金の“ありがたみ”を知ることができます。
お金で苦労していない人でも、
お金の“ありがたみ”を知ることもできますが、
苦労した人には劣ります。
たとえ水道をひねって
水が出てくることをありがたいと思っても、
実際に水を何百メートル先に
汲みに行かなければならない生活を、
毎日している人の水のありがたさには勝てません。
ただ、自分自身で、
苦労を想像することはできます。
例えば、冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機が
なかったとしたら・・・
買い物に行くのに
電車で2時間かかるとしたら・・・
携帯電話がなく待ち合わせをするとしたら・・・
お米を買うことができないとしたら・・・
全てがありがたいと思うことができます。
マイナスを考えることで、
現在かなりのプラスがあることに気が付きます。
これが、ポジティブ思考の1つです。
◆苦労していなくても、
ありがたさを感じよう。