見返りの期待をすること。 | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せを求めると、不幸せとの比較が生まれる。

生きやすさを求めると、楽しくてしょうがなくなる。

一番すごいなと思う人は、見返りを期待しない人です。

何かをしてあげて、見返りを期待すると、
ない場合に不満が募ります。

例えば、プレゼントは、自分があげたことで相手が喜んでくれたら、そこで完了です。
「なんであの時あげたのに、くれないの?」と思ってしまうと、不満になります。


外国の映画でこういうのがありました。
ある女性が、相手に何かをしてもらいました。
「Thank you.」と言うと、相手は無愛想に去っていきました。
すると、自分自身で
「You're welcome?」と言いました。
こう言われることを、期待してたのですね。


些細なことですが、
スーパーの近くで、韓国料理を売っていました。
「いらっしゃいませ~、どうですか~。」
と声を上げていたので、その人を見て、目が合いました。
そしたら、そのおっちゃんは、
「ありがとうございます」と言いました。

目が合っただけです。
その人は、目が合うことが見返りだったのです。
普通なら、「買わないのかよ」とか思ってイラッとする人もいます。

例えば、お客さんが服を試着して、
「やっぱり買うのやめときます」と言われると、
ムッとなります。
でも、そこで笑顔で対応されると、気分が良いです。
家に帰って、やっぱり買おうとなるかもしれません。
対応が悪いと、「他の店で買おう」となります。


何かをしてあげて、期待していた見返りがなくても、
ムッとしない人は、すごいと思います。



 『のに』

あんなにして
 やったのに
『のに』がつくと
 ぐちが出る

 (by相田みつおさん)