好きな理由。
『好きこそものの上手なれ』という言葉があります。
「好きなものは、上手になりやすいですよ」
というような意味だと思います。
好きなものは、熱中しやすいです。
なぜなら、好きなものには、
否定的に考えるということが少ないからです。
例えば、映画を見ることが好きな人は、
「もしはずれの映画だったら損」ということをあまり考えません。
そういうことを考えると、映画を見なくなっていきます。
否定的に物事を考えると、前に進めない場合があります。
一本道を進んでいて、いくつかの分かれ道が現れたとき、
否定的に考えると、「どれも行き止まりじゃないかな」
とまで考えることができます。
「どの道にも罠がある」とも考えられます。
そう考えると、どの道かを選ぶ前に、引き返してしまいます。
でも、肯定的に考えれば、どの道を行ってもたどり着くと思えます。
また、1つの道を選んで行き止まりであっても、
引き返すことができます。
何でも好きと思った瞬間は、なぜ好きかということを考えません。
人に「なぜ好きなんですか?」と聞かれて初めて、
理由を考えるのです。
「好きだから、好きなのです」でいいのです。
好きなことは続きます。
続くことはうまくなります。
まさに、「継続は力なり」なのです。
◆「好き」という気持ちは、
何よりも強い。
それを利用しよう。