【詩】時期を待っている | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せを求めると、不幸せとの比較が生まれる。

生きやすさを求めると、楽しくてしょうがなくなる。

前に行ったら 叩かれて 
後ろに行ったら 落とし穴 
右に行ったら 否定されて 
左に行ったら 嘲笑われる 
今いる位置で 耐える地団駄  
動ける時期を待っている 
涙を流しながら 待っている 

あなたの笑顔ひとつ 一瞬で生きる希望が持てたよ 
あなたが辛い時は 僕の失敗で笑わせるから 
裏切り 信頼  絶望 希望 別れ 出会い 
表 裏 前 後   いつでも いつでも  
辛苦と歓喜は ワンセット 
終わりと始まりは つながっている 

絶望がずっと 続くことはないんだ 
やがて終わりがやってきて  それは希望に変わるんだ 

どこかで 寂しく振るえている誰かと 
どこかで 誰にも頼れずに泣いている誰かが出会う 
そんな出会いを 諦めないでいたい 

希望は常に ふたつあって 
自らの望みを捨ててしまっても 
人からの希みを信じ続けて 
大丈夫 冷たい人ばかりじゃない 
「こんな人もいるんだ」という 
温かい人もたくさんいるんだ 
もちろん 難しいよ わかってる 
だからこそ 貴重なんだよ   涙が出るんだよ 

回り道の距離が   喜びを大きくしてくれるから 
寄り道で拾った綺麗な花たちが 
いつしか花束になっているから 

前に行ったら 良き出会いたち 
後ろに行ったら 支えてくれる人たち 
右に行ったら 優しい笑顔たち 
左に行ったら 勇気付ける言葉たち 
今いる位置で 準備完了 
動ける時期を待っている 
涙を拭いて 待っている