【詩】 やさしい人たち | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

仕事を徹底的に楽にして、
幸せよりも、生きやすさを求めよう。

いつの時代 どの世代でも 永遠に続く悩みの種 

いろんな人との関わりの中で いろんな問題は出てくる 

喜び 楽しさ 嬉しさもあるから 

辛さ 苦しさ 悲しさもあって当然のこと 

比較をすることで 幸せを膨れ上がらせる うまく考えた神様の方法 

それを繰り返すことで ますます人との繋がりは深くなっていく 

 

コンビニのレジの定員さんに 研修バッジ 

電車の遅れに 人身事故 理解不能な行動に 隠れた叫び 

なぜかがわかれば 名前がつけられたなら 

相手の背景がわかれば 少し前の相手が見えたら 

許せるんだ わかってあげられるんだ 

 

優しい心の人が増えた 

好きなこと 嫌いなこと したいこと したくないこと 

それを押し潰して 声を殺して 

別の表現方法で 爆発的に露わにする 

わかってくれよ こんなに苦しいんだよって 

周りの人たちは それを見て わがまま 言うこと聞かず 

ゆとり しつけ 病気 病気 なんとかかんとかと言う 

 

断ることをしないから したくないと言わないから 

他人のうなずきが怒りへと変わる  

他人がすべて思い通りにしていると見えてくる 

 

自分がして欲しいこと して欲しくないこと 

相手にうまく伝えてくれる アプリがあったらなんて 

また機械に頼ってしまいそうだけれど 

やっぱり自分自身の口から 声で 言葉で 文字で 

 

今まで溜め込んだイライラを 下の人にぶつけていく 

まったく因果関係のない物事に 批判の嵐を浴びせていく 

その相手にしてもらったこと全部 

目についたひとつの欠点で帳消しにする 

過去の後悔は 誰でもあるものだから 

すべてを完璧にやられるはずないから 

その後悔を 人のせいにしてばかりだと 

何にも変わっていかないんだ 

後悔は 反省すると 成長に変わっていくんだ 

今までできていなかったことが 

自分の辛さに繋がっているのなら 

それを知った瞬間から 良い方向へと変わっていくんだ