素直さと頑固さ | 幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

幸せよりも『生きやすさ』を求めよう。

仕事を徹底的に楽にして、
幸せよりも、生きやすさを求めよう。

子供のとき、
「大人になったら頑固になるのかなあ。
そうならないでいたいなあ」と思っていました。
いろんなことを受け入れられる余裕を持ちたいなと思っていたのです。
真似をするのが好きだったのですが、
あるとき嫌がられて、人と違うことをするのが好きになりました。
大人に対して、斜に構えていました(笑)
英語の授業で、英語の先生の発音が綺麗ではなかったので、
「その人に教わるのは・・・」なんて思っていました(笑)
ティームティーチングという、先生が2人いる数学の授業がありました。
問題を解いて、わからない場合、その1人の先生に聞くのです。
でも、僕は自分で解きたかったので、横にいられるのがいやでした。
さも、「教えてやろうか」という態度だったのです。


常に、別の視点はないか?と考えています。
「これが本当に正しいか」「もっと良いやり方はないか」と考えるのです。
頑固さとは、「かたくなに固まったもの」です。
今までの経験から、自分にとって正しい・良い結果になるものが、軸となります。
でも、他人に対しては、それが正しくならないこともあります。
「物は多い方がいい」「手伝ってあげる方がいい」が、
みんなに当てはまらないこともあります。
これが、学校の勉強と違うところです。
1+1が、2以外の答えになるのです。


自分の考え方・意見は、数ある多くの意見のひとつと考えます。
他人の意見があって、その中でどれがいいか、
全員が納得できる意見を取り入れるのです。

頑固になってしまうと、その考え以外は、間違いとなります。
サイコロの目の1が正しいなら、それ以外は間違いとなり、
計算上は、6分の5の確率で、イライラしてしまいます。
実際は、それ以上の確率になるでしょう。


何か物事を決めるとき、
いろんな方法をあげる方がいいと思います。
大阪から愛知に行くとき、
考えられる方法は、電車、新幹線、夜行バスです。
僕は、「安く行ける方法はないか」と考え、
当時原付があったので、それも考えました。
「たどり着けるか?」「時間はどれくらいか?」という
不安がありましたが、原付を選びました。
実際、行きだけで、ガソリン満タン2回でいけました。
1000円ほどです。
時間は、8時間ほどでしょうか。
疲れましたが(笑)良い思い出です。


素直で損をすることもあります。
でも、だいたいそれらは、取り戻せるものです。
頑固で損をした場合は、取り戻せないこともあります。
素直とは、コップが常に空の状態です。
頑固とは、コップが常に水がいっぱいの状態です。
そこには、水を入れる余地がないのです。


◆問題解決には、できるだけ多くの解決方法を考える。