朝日カルチャーで藤田一照師、ネルケ無方師の対談集出版記念講座に参加しました。
満席だそうです。
一照さん、無方さんがそれぞれ1時間ずつ坐禅を指導し、そのあとお二人の対談。
「対談は仏教1.0,2.0,3.0の問題、自己の本来性と現実性をめぐる問題をめぐってのやり取りになった。(一照さんのFBより)」
一照さんの、坐禅以前に「正見・正思」=構え・方向性が大事、という説明が気になって質問しました。
私の師である西嶋老師の教えは、むしろ「坐禅が正見の基盤」というものだったと思うから。
チマチマと「私」に閉じようとするのではなく、「尽一切自己」の世界に開く方向性が大事だというご説明でした。
西嶋老師は、正法眼蔵という地図を手がかりに各自が坐禅の広大さを実感せよ、と教えられました。
その点で食い違うわけではありませんし、かつ一照師の「方向性」ということについても参究したいと思いました。
ネルケ師はのロジカルかつ柄の大きい語りの内容も勉強になりました。
その他、
「正思の思は意思の思」
「仏教は「私が」自由になるためのものではない。「私から」自由になるためのもの」
など、残る言葉がたくさんありました。
その場で購入して二人のサインをもらった対談集。世襲ではなく、指向と縁によって禅僧になった経緯や宗門の様子など興味深いです。