毎週日曜は1番気楽に書ける日曜企画てす!

 今日は僕の中で長くモヤモヤしています「月間走行距離はどうあるべき?」について書かせて頂きます。



え?と思うほど、月間走行距離は個性があります

 僕の周りには僕より速いランナーさんもたくさんいらっしゃいます。おおよその目安として、2時間35分を切るランナーさんは月間400〜500km位の方が多いです。

 これを多いとか、少ないとか、正直言いまして、よく分かりません。

 例えば、コロナ禍にランナーズで月間走行距離が話題になったガンツさんは月間1500kmを連発しました。え?1日50km?と思うじゃないですか〜。僕には無理で〜す。

 別の友人は帰宅ランの距離が60kmと話します。普段の通勤時間もかなり長いってことですね。金曜夜に大手町を出て、土曜朝に家に着くというのは、僕の想像を遥かに超えています。

 僕もそれなりに走りますが、異次元ですね〜


 これに対して、女性サブエガランナーの友人は月間150km と話します。レースしか走ってないかも?なんて声も聞きますが、これまたスゴいなぁと思います。


 今の僕は月間700kmを走るようになって、7年が過ぎました。それでも、練習方法次第で月間走行距離は随分変わるなぁと思います。



初マラソンサブスリーを達成した頃は月間200kmでした

 僕が走り出した頃は全力走ばかりでした。

 僕が2014年3月の古河はなももマラソンで初めてフルマラソンでしたが、その3月の練習記録がこちらです。

(この頃はGPS時計にSOLEUSを使っていました。データをexporできず、ランネットに入れていたデータだけが残っています)

 この頃は全力走ばかりですから、ラン距離を延ばせなかったんです。


 古河はなももは足裏に大きなマメができて、歩くのも大変でした。が、翌日からアメリカ出張でニュージャージーでした。雪の残るエリアでホテル内のトレッドミルを何とか走った具合でした。


今の僕はマッタク違います
 2015年からスロージョギングに取組む僕は2017年から月間700km位を走っています。例えば、2025年1月のラン距離はこんな具合です。
 でも、スピードを上げたのは3回でした。
1/3  10km
1/18  42.2km(チャレンジレース)
1/26  21.1km(大阪ハーフ)

 全体に占めるスピード練習の割合は10%程度しかありません。僕の場合は多い月でも20%程度です。
 それでも、例年より練習頻度が高いかもしれません。
 やっぱり冬の季節は強い練習の後に、コリや痛みが生じやすいからです。


 特に、普段の僕はスロージョギングです。
 距離は走っていますが、練習強度を弱めてジワジワ鍛えているかもしれません。
 ただ、全力走の時より、明らかに今の方が速く走れるのは、距離を走れる足ができた以上にメリハリ練習の効果だと思います。

 時に、スピード練習とジョグの練習比率を書く方もいますが、大切なのはジョグのスピードです。
 


ジョグのスピード

 タケ先生とよく話になるのは、「ジョグのスピード」です。

 「ジョグのスピードが速いランナーさんは、疲れがしっかり抜けずに走るので、力を出し切れない」と言われます。

 「だから、しっかり疲れを抜いた状態で走ってみなさい」「四の五の言わず、まずはキロ12で走ってみてから言いなさい」と話します。

 キロ12で走るというのは、言い過ぎじゃないか?と思う面もありますが、多くの方はできません。

 それは本当にしっかりした着地が必要だからです。

 スピードを落とすのは、スピードを上げる以上に難しいものです。スピードを制御する能力、特に走りやすいスピード幅を広げることは簡単ではありません。



月間走行距離と練習ペースは個性ですね

 色々な方の練習を拝見する中で、月間走行距離が長い方ほど練習ペースが遅いようです。逆に走る距離が短い方ほど、全力走での練習という方が増えます。

 どちらが良いのか?は分かりません。

 ただ、全力走ばかりの練習はとにかく走ることがツラくて大変でした。1年ならできるかもしれませんが、何年もこの練習を続けるのは大変だなぁと思っていました。


 やっぱり月間走行距離は個性だと思います。

 それぞれの方が色々な練習アプローチなのに、レースでは競り合う訳ですから、面白いなぁと思います。



(彩湖8耐2020はレース中に走るのがイヤになっちゃって止まりました。でも、招待でしたし、気持ちを取り直して、ガンツさんと走らせて頂きました)


(僕の初フルマラソンのゴール手前です。腰が落ちて、スピードが上がらない状態でした。)