「マラソン自己ベストを更新したい」では「効率良い走り方」について書いています。でも、シューズの弾みを活かす、この取組みは筋力が必要なので、少ない筋肉で走れる効率の良さではなく、同じ力でもより速く走るという効率です。

 さあ、Vaporflyに向いた話を書く中で蹴り方について書いていきたいと思います。


 スロー動画を用意しましたが、ちょっと物足りないと言われるかもしれません。

 できるだけ分かるように書きたいと思います。



足を後ろに送る走り方

 まず、初めは後ろに蹴るような走り方です。

 僕が薄底シューズを履く時の走り方をやってみました。分かりやすくするために、普段より後ろの足をできるだけ長く地面に着けて、両足がほとんど同時に地面から離れないように走りました。


 後ろに送る走り方は足を後ろに振ります。地面を離れる位置を後ろに動かして、できるだけ長く後ろに動かすことで、推進力を生んでいます。そして、跳ねないようにして、前に身体を動かす訳です。

 スロー動画を観て頂く前に、後ろの足のつま先が地面を離れる瞬間を載せますね!後ろの足が離れる時には前の足が着地しています。そして、下肢が膝の真下より前に出ています。



 こちらは上尾シティをTakumi sen3で走った時の僕です。ゴール手前2kmを切った場所です。上のフォームに近く、後ろの足が残っていることが、お分かりになると思います。



では動画を観て頂きたいと思います。



下向きに地面を蹴る走り方
 厚底シューズに向いた、シューズの跳ね返りを活かす蹴り方を示します。こちらは下に蹴る感じを意図的に出すために、わざと上に跳ねています。本当はもっとスピードを上げて、前傾姿勢にすることで、前に跳ねるのですが、上との差を分かりやすくするために大げさにしています。
 後ろの足が地面を離れるタイミングが早く、前の足が着地する時には後ろに跳ね上がっています。一番高く上がった状態です。
 また、着地した前の足を見て頂きますと、膝より踵が身体の後ろ側になっていて、膝を痛めにくくなっています。



そして、動画を見て頂きたいと思います。


今日のまとめ
 今日はゆっくり走る中でのランニングフォームで話しました。明日はスピードが変わった時のランニングフォームを紹介していきたいと思います。