火曜6/18は雨!
 在宅勤務に切替えて、短めランにしました。と言いながら、良い具合に虹にも出会いました。

 虹は空気中にある水滴内で光が反射することで起こります。普段見える虹は内側が青で、緑、黄色、オレンジ、赤と変化します。
 見える方向は太陽とは反対側です。背中に太陽と思って見ますとよく見えます。昼間は太陽が高いので、見える範囲が限られます。夕方のように太陽が低くなると、虹がグルリと見えます。

(下にメカニズムの図を加えました)

 これは水滴内で1回反射する光路なんですね。水はガラスと同じように青の屈折率が高くて、赤が低いので、プリズムと同じように青が強く曲げられます。
 時々、(すみません、内側と外側を間違えました。ご指摘頂きまして、ありがとうございます!)外側に内側にもう1つ見えますよね。これは水滴内を2回反射する光路です。2回反射されるので、虹の明るさが弱くなります。それに、内側が赤になります。
 な〜んて、科学で書くと、キレイな虹がくすんじゃいますかね〜😅この虹の色を解明したのはニュートンなんですね。詳しくはこちらもご覧下さい。
 この日は面白い気付きが重なりました。
 太陽が沈む寸前は太陽光が空気内を進む距離が長くなり、青い光成分は散乱してしまい、夕日はオレンジ色に見えますよね〜。
 そんなオレンジ色の夕日でしたから、虹は青がハッキリ見えないんです。

 そんなことに気づいて、楽しい気分になりました。

 少し歩いた所で、若い男女の会話が聞こえました。
 女の子が虹が見える!と男の子を外に連れ出したら、虹が消えていた〜!とガックリしていました。え?見えないじゃん。あれ〜消えちゃった〜と話しています。
 そりゃあそうです。日没時間になったら、太陽光は届きませんから、見えないですよね〜
 あ!消える瞬間って、動画で撮れば良かったんだ!と次の宿題ができました。

 下に写真を載せますが、虹の手前に雲が写っていて、水滴は随分遠い距離にあったんだなぁと分かります。


 初めに虹に気付いた時は小雨の中を買い物に出て、歩く間に雨が止んだんです。空は曇っていましたが、西の空は雲が切れてキレイな夕暮れでした。そして、虹を見ていました。
 家に帰って、走り出したら、また雨が降り出しました。あ〜困ったなぁ、なんて思いながら走ってから、夕飯でした。


■内容
メニュー: ジョギング、ウォーキング
ペース:  5:00〜6:00/km、10:00/km
コース:  家の近く
距離:   10.17km + 3.88km
時間:   55:52 + 38:39

★今週のラン距離
6/16 33.65km
6/17 20.88km
6/18 15.05km
 6月のラン距離451.5km

(日没直前は空がオレンジ色になりますよね。オレンジが足りないかしら)
(丁度開けた所で虹が見えました。でも、青がほとんど見えませんでした)
(反対側はこんな風でした。虹の手前に雲があったりして、面白いですね。横断歩道の標識の右上が消えてます)

 よく見える外側の虹は水滴の中をこんな風に光が通ります。内側に青となります。

 時々しか見えない内側の虹は水滴の中で2回反射します。このため、外側の虹のより強さが1/20位しかありません。そして、青と赤の位置が逆転します。