今回の日曜記事では、僕がいつも使っていますピップエレキバンについて紹介します。

 まず、ピップエレキバンの効果をピップの紹介記事から載せてみました。
 ピップエレキバンは医療機器と書かれていますが、磁力による医学的効果はエビデンスがありません。東洋医学に根ざしているからがしれませんね。

 それでも、コリをほぐす効果はランナーにとっても大きいと感じています。



僕は元々肩コリに使っていました

 僕がランニングを始める前に、ピップエレキバンに出会っていました。それはひどい肩こりだったからです。

 でも、様々な点で今とは違いました。こんな使い方や貼り方でした。

★数日で貼り替えていました

★1回で捨てていました

★首筋から肩周辺に貼っていました


 今から考えると、不勉強だったなぁと思います。


 でも、その後の大きな気づきに繋がりました。


 肩をケアしてり、首筋を揉んでも、肩コリはマッタク良くなりませんでした。逆に、腕が痺れるようになりました。肩を回すと多少改善しますから、肩コリと関係していそうですが、やることはやっていると思っていました。

 他に原因があるのでは?と考えました。


 あちこち探す中で強いコリを見つけました!

 肩甲骨の下側、背骨寄りでした。


 そして、ほぐした後、ピップエレキバンを貼ったら、肩コリも、腕の痺れも消えました。


 よく考えてみたら、電車の中で座ると首を前に垂らして寝ていたことが原因だと気づきました、

 そして、電車内では寝ないことに切り替えて、電車内では本を読む形に切り替えました。


 この時は僧帽筋の下側がこっていることに初めて気づきました。水色が右半身の僧帽筋を示しています。


 それから10年以上経ちました。今の僕はピップエレキバンの使いが

★長く貼っています

★貼替えシートで磁石を何回も使っています

★原因となる場所にしっかり貼れるようになりました

と随分進化しました



 そもそもランニングでもピップエレキバンは効果があるでしょうか?



ランニングでのコリをほぐすにはハンドマッサージとの組合せがお勧めです!

 ランナーさんは慢性的な痛みを抱えていらっしゃる方が多いと思います。

 多くの場合は筋肉のコリが原因です。そして、こった状態で、無理してスピードを上げるため、コリがより深い所に広がって、最終的に加齢だと考える方も多いようです。

 特に、痛みを堪えて走る方が多いようですが、それで良いパフォーマンスは難しいと思います。


 また、最近はマッサージガンを使う方も多いですが、僕は強すぎるので使っていません。やはりハンドマッサージを大切にしています。というのは、表面的に同じ位置でも押す方向でコリをほぐす効果か変わるからです。

 強いコリを見つけた初めは押すのも怖いほどです。

 ですから、1番痛む場所を見つけたら、ピップエレキバンを貼って様子をみます。ハンドマッサージなら、ピップエレキバンの上から押してもマッタク問題ありません。


 僕は1箇所を数秒程度しか押さず、押す場所をあちこち替えています。そうすることで、痛む箇所、つまりコリを見つけて行きます。

 そして、初めは痛むので、あまり強く押しません。特に左右を押してみることで、左右差を確認します。そうすると、どの位こっているかが分かりやすくなります。

 例えば、中殿筋は腸骨の外周に沿ってコリが生じますが、僕は多いと痛む箇所を確認して、片側10箇所くらいにピップエレキバンを貼ります。

 そして、エレベーターを待つ時間、電車を待つ間や電車で立っている時などにコリを押していきます。押すのは1日数回ですね。僕が押さない間もピップエレキバンが頑張ってくれているからです。

 1週間も経たずに押せるように変わっていくことが多いので、もう少し強く押して行きます。仮に1種類経っても凄い痛む場合はコリのレベルがそれだけ高いと考えて下さい。


 なお、ハンドマッサージと書きましたが、女性には足つぼマッサージ棒の方が使いやすいかもしれません。指で押すのは疲れる時もありますし、指で押しにくい場所もあるからです。多くは足裏用ですが、特に気にする必要はないと思います。


 ★ピップエレキバンは色々ありますが、オーソドックスなこちらが一番使いやすいてす

 

★足つぼマッサージ棒は握って押すことが多いので、握りやすい長さが良いですね。また、100円ショップで売っているものもあります

 



コリと書きましたが2種類あります

 コリには2つの種類がおります。

 1つは筋肉が骨と繋がる箇所です。筋肉は両端が2つの骨を繋いでいます。そして、片側にコリが起こります。ところが、痛みが出るのはコリの部分ではないんですね。反対側の筋肉の繋ぎ部分か、あるいはそこを経由して、他の箇所が痛みます。このため、原因を見つけるのが大変です。

 もう1つは筋肉を包む筋膜が隣りの筋肉の筋膜と癒着した箇所です。筋肉と骨の繋ぎ部分は骨のすぐそばで起こりますが、筋膜同士の癒着は骨とは関係ない場所で痛む点が異なります。こちらは痛む箇所がそのまま原因になります。



あまりカッコよい写真がなくて、すみません。1例を紹介します。こちらは写真の前に剥がしちゃって。再度載せて写真を撮りました。


よりカッコ悪いのですが、腸骨に沿って貼っています。