僕はこうして記事を書かせて頂きながら、色々なことを考えています。特に常に心掛けているのは、「読んで頂く方の目線」です。僕自身は元々他の方に走り方を教えてもらってませんし、教えることも経験していません。ですから、ランニングについて書く時に独りよがりになりがちなんです。
自分目線の話ならラン日記に書くべきと思っています。この「マラソン自己ベストを更新したい」は読んで頂く方のお役に立てる内容にしたいと思っていますし、お読み頂く方のの目線に立つことがスゴく大切だと思っています。
でも、僕はあまり上手い文章が書けなくて。時に分かりにくい書き方になったり、一般的な表現でなかったり、あるいは自分目線だったり。記事を公開した後も思うことが伝わったのか?とか、もっと上手く書けないか?とか、考えています。ブログ記事を書いている途中も前後入替えや書き換え、削除など、日々工夫の連続です。
昔より上手に書けるようになったなぁと思う時もありますが、文章を書くことって大変ですよね。僕は苦手だから理系を選んだのに、こうして文章と悪戦苦闘するのは意外すぎますね。
さて。
テーマを「走ることを楽しむ」に移したのですが、前回は(楽しむなんてないよ!)「ガチだよ、ガチ」という話を紹介しました。そして、痛みやコリ、疲れがあると「楽しむ」より「ガチ」が優先になると書きました。だから、痛みのない状態を作ることが大切だと思っています。
■楽しく走るってどういうこと?
言い換えると「ユルユル走る」だと思います。
速く走るとか、これだけの距離を走るとか、拘束するものはなくて、純粋に気楽に走って楽しむということです。
なんて言いますと、何を楽しむの?と聞かれそうですね。
今は日々走ることを楽しむ僕も初めは常に全力走!いつも
ガチでした。疲労骨折をキッカケに取組み方を替えましたが、とにかく僕の疲労抜きジョグは設定ペースが遅くて、え?1時間でも8kmしか走れないのか〜と、頻繁に思いました。
初めはコツコツ走っていましたが、疲労骨折が解決したなぁと思う頃からはスピードを上げようとする気持ちがあったと思います。
先日、振り返ってみたら、疲労抜きジョグに取組み始めた最初の年はまだまだ落としきれていなかったことに気づきました。
そして、楽しむ気持ちがないと、ゆっくりペースも勝手に速まってしまうんですね。
とは言え、楽しい気分で走るのって、どう走るのか?はなかなか大変かもしれません。
■答えは身近な所にあります
今は職場が二子玉川に移り、毎日のランニングコースが複雑なので、転職前の品川時代の話を書いていきます。
品川から埼玉まで走ることが週に2回位、ありました。初めは最短距離を考えて走っていましたが、馴れてからは毎日色々なルートを走っていました。新橋から二重橋を通って、巣鴨から板橋を抜けたり、御茶ノ水から王子を通ったり。あるいは半蔵門から神楽坂、麻布から表参道、山手通りや環七を北上した時も多いです。それそれも好きなルートがありつつも、知らないルートに足を踏み入れます。
それは大きく2つの理由があります。
1つは新しい気づきや出会いがあるからです。
何に期待するかはあなた次第です。僕は気づきや出会いを「スマホカメラで撮る」ようにしています。例えば、パン屋さんです。あ!という偶然もあれば、あれ?見つからない偶然もあります。
他にも、冷凍自販機やカラーマンホールだったり、花や景色もあります。あるいは夕映えを追いかけたり、(帰宅ランでは会えませんが)モーターパラグライダーを追いかけたり。
あちこちを見回す余裕があるので、普段よりも色々な気づきに出会える可能性が増します。
もう1つは知らないコースは走るスピードが下がる効果があります。同じルートを何度も繰り返して走っていますと、段差や信号の場所、横から車が出てくる場所などが分かっているので、安心な場所でスピードが速まりがちです。逆に初めてのルートは慎重になるので、勝手にペースが下がります。
ですから、普段とは違う所で曲がってみるのが、大きなキッカケになります。
■僕はこんな処を見つけました
水曜5/22は在宅勤務でしたので、仕事を終えてから、僕の好きな処に行きました。
初めは何となく通っていたのですが、季節の変化、時刻での変化に気づき、足を運びたくなる時ができました。
■是非、リラックスして走って下さい
焦らず、慌てずに、気楽に走ることをお勧めします。距離じゃないから、知らない場所だけど、曲がっちゃおうかなぁと曲がってみませんか?また、遠回りだけどいいかなぁと遠回りしませんか?
僕はその気楽さが楽しさを見つけるキッカケになるような気がします。