先日、ランニングフォームの解析結果を載せさせてもらいましたが、僕のランニングフォームは以前と比較して、進化していました。以前にあった左右差がなくなり、また前傾姿勢が強まったり、O脚が治って来ました。

 それは良かったのですが、新しい課題が生まれて、大分悩んで来ました。


 今回は僕の実例を紹介しますが、走り方を進化させるとは新しいコリを生むので、是非、ランニングフォームを進化させる際は新しいコリも付いてくると思って下さい!

 でも、例えば膝の痛みは消えるなど、軽減される面もある点は覚えておいて下さいね!



東京マラソン翌週の転倒は仕方なかったのかもしれません

 今年の別大はフォームが大きく変わったと感じました。別大は32kmDNFでしたが、レース後は左足の動き悪かったんです。坂本先生に診て頂いた後も、コリがひどくて、歩くのもままならない状況でした。

 東京マラソンの頃には体調が戻っていましたが、レース後は再び左足の動きが悪くなっていました。坂本先生に診て頂いたのが金曜でしたが、身体の動きが悪かったんです。

 具体的には左足を持ち上げるのに、内側広筋の下側と大腿直筋の上側の動き、加えて、小殿筋周りの動きが悪い状態でした。足が持ち上がらなかったんです。

 だから、あの土曜はずっと左足が持ち上がらなくて、ヤダなぁと思いながら、走っていました。そんな中で左足が引っ掛かって転倒だったんです。



フォームの進化は故障箇所のアップデートも必要ですね

 その転倒した僕は何故、左足の動きが悪いのか?どこにコリが生じているのか?が分からなかったんです。

 僕は様々な故障しやすい箇所の原因を把握して、いつもコリをほぐしています。


 が、走り方を変えるとコリの場所が変わるんです。

 今回で言えば、初めはいつもの場所をせっせとほぐしました。加えて、内側広筋の膝側をほぐしましたが、どうにも動きの悪さが解消しません。

 2023年シーズンはセルフケアが不足していたので、シーズン後半はパフォーマンスに影響していたと反省です。


 今週になって、コリの溜まった箇所が1つ分かりました。

 こっていたのは小殿筋です。が、身体の前側で、今までケアしていない範囲でした。ケアできていない期間が長くて、痛みが抜けるにはかなり時間が掛かりそうです。

 走り方として、内外旋を活かすようになったことで、今までより身体をツイストさせる部分に負担が掛かったようです。

 また、縫工筋(ホウコウキンと読むそうです)にも課題がありそうです。もしかすると、小殿筋のコリがひどくて、周りにも違和感が伝わっているのかもしれません。


 今年は左右差がかなり減って、その分、左足のコリが目立つようになっています。これは良い面と受け取りたいですが、痛みがなくなるまではポジティブに考えにくいですね〜



痛みはイヤですね〜

 ズボラな性格なので、身体のケアが甘いんですよね。普段からあちこちをメンテしきれていません。どうしても新しいコリに対しては、身体が痛みの信号を出さないと気づけません。

 今回は普段より長く、回復には2週間近く掛かるかもしれません。でも、長い目で見れば、たった2週間です。

 丁寧にコリをほぐしていきたいと思います。


 今回は青矢印部分がこっていますが、僕は小殿筋自体が発達しているようで、筋肉が身体の前側に広がっていて、ここがこってます