「フルマラソン自己ベストを更新したい」はタイムを伸ばす上で、故障しにくいフォームや練習方法も大切だと思っています。

 それは故障により練習ができないとか、強い練習ができないのは避けたいからです。やはり良い練習をしたいてすよね〜


 前日は故障に繋がりやすい左右差の話を書きました。左右差はない方が良いこと、僕は左右差が大きかったこと、そして、左右差の確認方法について書いてきました。

 その中で、ランニングフォームの左右差って、自分では気付きにくいことにも触れさせて頂きました。


 今日は左右差に繋がる原因から書いて行きます。



左右差はないと思っていても、こんな癖はありませんか?

 ここはまず、弟子ひろりんの言葉を借りたいと思います。ランニングフォームを見て、左右が随分違って見えたので、左右差が生まれやすい癖について話していた時に衝撃的な言葉を聞いて、僕は手が止まりました。

 「普通、足を組んでるね」「いつも右足が上。左足を上なんて、できない」「昔からそう、いつも座る時は足を組んでるし。見ていて、気が付かなかった?

 それが、原因だと思いましたし、足を組んだ状態が真っ直ぐ座って見えるような状態でした。

 「ジーンズを買おうと思ったら、左足がぶかぶか、右足はパツパツ。ジーンズがおかしいと店に言おうとしたことがある

 それって、筋肉の太さが全然違う状態ってことですよね。


 過去の話と繋がりました。

 「ウエストポーチは着けない。だって回るから

 左右差があると、ウエストポーチが回るんですよ!

 と書くと、身に覚えのある方が多いかもしれませんね。

 確かに昔の僕はウエストポーチが回るので、いつも位置を直してました。荷物の入れ方かなぁ?と思ってました。ちなみに、左右差がなくなった今は、ウエストポーチが動きません。



 そうなんです。

 足を組んで座りますと、上に乗せる足が強い足になっていきます。


 僕は足を組んで座りませんが、左右差がありました。これは前日の写真が教えてくれる通りです。

 身体が傾いていました。



 身体が傾いていた理由はいつも仕事用のカバンを片手で持っていたからでした。できるだけ右手と左手と替えて持っていましたが、就職した1990年4年から仕事人間でした。家に仕事を持ち帰ることも多かったです。当然、ノートPCを持っていました。厚さ18cmくらいのカバンがいつもパンパンでした。
 右手で持つことが多かったんです。
 だから、正面から見た時に、身体が傾いていたんです。

 僕は帰宅ランをするようになってから、リュックを背負うようになりましたが、それでも、それまでの影響が大きかったですね。


 更に違いはこんなことでも確認できます。
 僕の右足と左足の写真をご覧下さい。
 まずは右足です。
 そして、左足ですが、土踏まずの量、甲の高さが右足と違います。右足は長趾屈筋がしっかりできていますが、左足は課題がある状態です。

 僕のフォームは左右差がなくなりましたが、脚力は左右均等ではないということです。まだやるべきことはあると思ってます。


 ここまでを整理しますと、左右差がありますと
・痛みや故障が左右のどちらかに集中する
・ウエストポーチが左右のどちらかに回る
・土踏まずや甲の高さに左右差かある
となる方は左右差があると思って頂いた方が良さそうです。
 そして、その原因は例えば、
・足を組む
・通勤用のカバンを持つ
なんてことが当て嵌まります。



 そして、この左右差は故障と繋がる訳です。
 次回はここを書いて行きますね!