今回の「フルマラソンのタイムを伸ばすなら」はお酒がテーマです。

 本当は別記事を書いていましたが、坂本先生との話から色々考えてしまったので、この記事を急に加えました。

 お酒が良いのか?悪いのか?と言っても、僕はお酒が飲めません(正確にはお酒を飲むとすぐに酔ってしまいます)。そんな僕が書くの?と言われそうですが、お酒を飲むことがどんなことに繋がるのか?を考えてみました。



坂本先生との会話が考えるキッカケになりました

 昨日は坂本治療院で診て頂きながら、坂本先生から、弟子ひろりんについて「お酒の影響があると思うんです」と聞きました。

 最近、大学駅伝のランナーさん達がGPS時計を監督・コーチから渡されていて、ちゃんと練習しているか?(サボっていないか?)は即座に分かっちゃうと話していました。でも、睡眠時間や安静時心拍数といったバイタルデータは見られないと話をしていた時のことでした。

 「(ひろりんの)ボディバッテリーが夕方にはゼロになっちゃうのは、朝起きた時に数値が低いからで、それはお酒の影響かもしれませんね」と話されたんです。



 僕は「お酒を控える前に、左右差や歯を食いしばる、ランニングフォームを進化させたり、他にもやるべきことがあって、それでもダメな時に考えます」と答えました。お酒好きですからね、好きなことを削るべきかは分かりません。


 坂本先生も「実際に走ることにどんな影響があるか?は分からないです。でも、僕(先生自身)は時々飲むと、酔いが冷めるのに4,5時間掛かるので、寝る時にまだ酔っている状態だと影響があるかもしれないですね」と話されました。


 僕はお酒に弱いので、冷めるのに何時間なんて考えたこともなく、気持ち悪いので早く冷めてほしいと思うばかりです。坂本先生の言われることを考えてみると、お酒を飲まれる方は酔いが冷めて寝るより、酔ったまま寝る方が多いかもしれませんね。



回復のカギは安静時心拍数という点

 睡眠は体力を回復させる大事な時間です。

 「眠れない」という時は誰にもあると思いますが、早く起きてしまうのではなく、ベッドや布団に入っていた方が良いと思います。それは、心拍数を下げた状態(起きている時は身体の上下に血液を送るため、心拍数が上がります)に保つためです。

 疲れている時や体調の悪い時は心拍数が下がりにくいので、体力の回復スピードが遅くなります。

 つまり、体力回復が回復してくると、心拍数が下がるので、心拍数から体力回復を測るのが、garminのボディバッテリーです。でも、お酒を飲んだ後も同じに扱って良いのか?は正直分かりません。

 ここはお酒を飲むひろりんの飲む量と安静時心拍数の関係や最後の一杯から寝るまでの時間などを教えてもらうのが良いのかもしれません。

 本人が「レース前に禁酒しているようなので、違いがあるのか?」聞いてみたいと思います。



スーパーレジェンドは禁酒を選ばれて速くなってる?

 僕がいつも目標にさせて頂き、リスペクトするスーパーレジェンドがいます。65歳上の世界記録を更新するYG田さん、60歳手前でもモリモリ元気なKO泉さん、そして、いつも遠くの背中を追わせて頂くSM田さんです。

 YG田さんはひろりんポテチ事件で、大好きだったお酒を一切止めた話を紹介しました。SM田さんは何年か前に禁酒され、54歳で2時間25分を達成されました。

 KO泉さんにはこれから聞いてみたいと思います。


 本当なのか?は分かりませんが、どうなんでしょうか?



肝数値には気を付けて下さいね

 僕はお酒を飲めませんが、肝数値は悪化しています。お酒を飲める方は肝数値が悪化しないのかも?しれませんが、ランニングしますと、着地により赤血球が死に、これを治すのが肝臓なので、肝臓に負担が掛かり、肝数値が悪化します。

 この赤血球の修復負担は血液検査のビリルビンに表れます。僕はγGPTが規格外ですが、総ビリルビンも高く、走ることで肝機能が影響を受けています。

 先日から人間ドックに向けて、オルニチンを摂ってきましたが、今、調子が良いのはオルニチンの影響があるかもしれません。やはり肝数値は少しでも低い方が回復が速そうですね。


先日の人間ドックの結果はこちらです