2023年の弘前100kmは羽田空港に向かう飛行機で声を掛けられたのが、伯爵ファミリーの書道家先生と言われている、ひろりんでした。
 その後、夏に「大阪国際女子マラソンに参加したいので、(参加資格の)3h07mを切りたいです。コーチになって下さい」と頼まれました。


 今週は大阪国際女子マラソンまでの練習内容について、書かせて頂いています。
 2023年秋からは防府読売マラソン、大阪国際女子マラソンを目標に取組みました。前回は防府読売マラソンに参加して、大阪国際女子マラソンの基準を満たした処まで書かせて頂きました。
 今回は大阪国際に向けた取組みと当日について書いて行きます。

 この内容はお読み頂く皆さんにも非常に役立つ内容になっていると思います。特に、膝に痛みを抱え、ヒアルロン酸注射や


■大阪国際女子マラソンまでの距離走
(12/9)距離走22km 4:40/km
(12/17)足立フレンドリーハーフ
(12/24)距離走15.2km 4:30/km
(12/29)beyond2023ペーサー 3h45m
(1/7)ハイテクハーフ
(1/14)距離走26.3km 4:35/km
(1/20)距離走13km 4:25/km


 週末に距離走、それ以外はジョグを続けてもらいました。距離走はしっかり取り組めたと思います。
 僕の反省は、ジョグのペースがキロ6を切ることが増えた点と、ピッチが低下傾向の点に修正指示が足りなかったことです。過去に右膝を骨挫傷していることを知らず、ここが気温が下がる中で痛みを生む原因になることを予感できていませんでした。



大阪国際女子マラソンまでの練習
 足立フレンドリー、ハイテクとハーフ2本を走りました。レース運びはペース走で最後に余裕があれば上げる指示でした。ただ、1/4にYG田さんとクロカン練習29kmを行っていたので、疲れから厳しい状態だったようです。
 長副練では色々な方にお世話になり、良い練習が積めたようです。大阪国際女子マラソンに何度も参加されているランナーさんから色々なアドバイスをもらっていたようです。




大阪国際女子マラソン
(レースプラン)
 今シーズンは同じ形です。具体的にこんな指示を出しました。
・前半から5km22:05で走る
・集団の中か後ろで進めて、後半に前に出る
・スタートしてトラックを走る際、外を回る
(インのレールを踏むと骨折する時もあります)
・20kmからの上り坂は少しペースを落として良いこと、坂の上に平坦があるので、そこで呼吸を整えることを前日にコースを歩いて確認しました
・この大会の目標は完走することでした


(実際のレース内容)
 僕は基本的に同じレースを走っていましたので、レースでの走りを見るのは初めてでした。YG田さんをはじめ、多くのランナーさんを応援しました。
・スタートから落ち着いて走れました。外、外を回ったそうです
・自分のペースを考えて走っていたら、本人が集団を引っ張っていたそうです。集団の前はペースを考えますし、風があると身体が冷えるなど、課題も多いです。なので、集団の中を走るように指示しましたが、なかなか難しかったようです。
・僕は15kmと19kmで声掛けをしましたが、20km通過が少し落ちていました。聞くと、その先の上り坂で小雨が降り始めたとのこと。
・僕は28kmにいましたが、雨がかなり降っていました。気温が下がって、冷たい風を受けて、多くのランナーが失速して、どの集団も崩れていました。そんな中で変わらず、4人位の前で引いていたので、「余力があればスピードを上げよう」と大声で伝えました。後で聞くと、余力はなかったようです。
・38km地点は早めに雨が止んでいましたが、気温が低かったです。集団はなくなり、走る方のスピードもバラバラでした。YG田さんも必死に走る状態でした。多くのランナーさんが失速する中、まだ余力があるようにみえました。
・会場手前もまだしっかり足が残っていたので、もう少し力の出し方を考えたいですね。後ろに友人が着いてゴールまで続いていました。


(スタートから4kmはたくさんのランナーさんが一団で過ぎて行きました。非常に暖かくて、ダウンジャケットを脱いで応援してました)
(19km地点も集団を引いていました)
(ここが雨でキツかった28km地点です。集団の前を走り続けるのは大変だった筈。雨量も多く、寒かったです)
(38kmは雨が上がっていました。YG田さんも必死でした)
(38kmも元気でした)
(競技場手前は友人とのデッドヒート。友人とのデッドヒートでした。)
(初出場でしたが、何とか最後まで粘れました)