2023年の弘前100kmは羽田空港に向かう飛行機で声を掛けられたのが、伯爵ファミリーの書道家先生と言われている、ひろりんでした。
 僕は弘前100kmがDNFでしたが、応援がほとんどいない大会でしたから、走る間は抜くランナーさん全員に声を掛けていました。当然写真を撮る方もいないので、DNF後に、ランナーさんの走る姿を撮っていました。伯爵?知らんと思いながら、撮っていたのがひろりんでした。
 そんなことから、羽田で駐機場から出口までのバスで会話をしました。

(その時の写真がこちらです。この時は悪くないフォームと見ていましたが、今はフォームが見違えるように良くなりました)
(後で書いて行きますが、大阪国際女子マラソン38kmでも肩がブレていませんし、前傾姿勢も保てています。蹴り出した足の位置も良くなっています)

 その後、以前に書きました通り、夏に「大阪国際女子マラソンに参加したいので、(参加資格の)3h07mを切りたいです。コーチになって下さい」と頼まれました。

 その時、1番考えたのは、僕の出す練習内容を守れるのか?とでした。そこでコーチを受ける条件は「金髪を止めること」と伝えました。
 僕の周りには女性サブスリーランナーもたくさんいますが、皆さん、外見で目立つのではなく、走りで目立つものです。ですから、どれだけ真剣かを確かめるために要望しました。黒髪にして出発することになりました。

 今回、僕自身が引き受けた理由として、僕が提案する練習方法に客観性を持たせることがありました。
 恐らく、練習メニューを紹介する中で、自分とはレベルが違うとか、本当は違う練習をやっているのではとか、思われる方もいらっしゃると思っていました。
 実はサブ3.5のランナーさんが1番練習熱心で、様々な工夫に関心を持たれていらっしゃるので、女性ではありますが、取組んでみようと決めました。

 そんな具合で、コーチ業を始めましたが、定期的に一緒に走る時に1番言ってきたのは「スピードを落とせ」でした。速くなるには「走るスピードに幅を持たせる」ことが大切だからです。
 ここまで何度も衝突しましたが、結果を出す中で伝えることを理解してくれたかなと思います。



 今回から、大阪国際女子マラソンまでの練習内容とレース内容について、書かせて頂きます。
 この内容はお読み頂く皆さんにも非常に役立つ内容になると思います。3時間11分ランナーが半年で大阪国際女子マラソンの資格を取って、完走するまでの取組みは限られますが、実際のことなので、参考になる点があると思います。

 実は何人かの方からコーチをしてほしいと話を頂きましたが、僕自身が競技を続けている間は1人が限界です。
 取組んでもらっている練習内容はこのブログで書いています通りです。連日読んでもらい、理解を深めてもらいました。
 駒沢公園で行われます長副練に参加される方限定ですが、ランニングフォーム等、アドバイスがほしい方はお声がけ下さい。コーチは無理ですが、毎週の練習で僕が走りながら、フォームを見て、気になった処をアドバイスさせて頂きます。いつも見ておきますので、変化点も伝えられると思います。タイムを伸ばしたい相談もありますが、故障しやすい箇所のケアの話もできると思います。


 話を戻します。
 コーチを引き受けた後に、色々な課題を突きつけられました。今日はここから書いて行きます。

ですが、本人が内容を確認した処、文章が長いので、分けたらとのこと。
次回は課題から書いていきます。