僕は家で時間がある時、過去に録画したテレビ番組を観ることが多いです。昨日は「レジェンドの目撃者 〜野村克也〜」を観ました。
実は野村克也さんの回は学ぶことや気付くことが多い放送なので、今まで何度か観ていました。
https://www.nhk.jp/p/ts/2Z9KQ1XMJQ/episode/te/6PKZX8ZQKM/
野村克也さんは入団当初、目立たなくて、2軍生活だったそうです。3年目にスコアブックを勉強するようになり、配球を分析するようになってから、メキメキ変わったんだそうです。
また、ホークスで監督兼選手になった時、外国人のコーチを入れて、シンキングベースボールを学んだそうです。
更に、ヤクルトの監督になった際は毎日打合せという名の講演で選手を教育したんだそうです。
野村克也さんは三冠王など、選手として一流、更に、監督としての結果も抜群ですが、実は勉強こそが一流選手への道であり、一流監督への道なんだと感じる番組で、僕に何が足りないか?とかを考えることが多いです。
■マラソンも勉強が大切なのかもしれません
こうして考えた時、マラソンも勉強が大切ではないか?と思うんです。
勿論、勉強という時、世の中に溢れる情報は役立つ情報ばかりとは言えない事実もあります。特に、誤情報や誤った理解に基づく情報もあるので、正しいことを学ぶことが大切です。更に、若い方に向けた内容は時に、40代50代以上のランナーさんには負担が大きすぎて、そのまま取り組んたらケガ直行という場合もあります。
それだけに、勉強することをすべて受け入れるのではなく、ご自分でも取捨選択することが大切だと思います。
この記事で伝えたいのは
「何を学べは良いのでしょうか?」
と言う話です。
僕が日々1番気を付けているのは「痛みのない身体」です。というのは、痛みがありますと、走っていて楽しくないからです。早くに終わらせたいと思うからです。
逆に、痛みがなければ、気分良く走れますもん。それに、走りながら、色々なことを楽しむ余裕がありますもんね。
でも、「痛みのない身体」って難しいですよね〜
皆さん、どうされていますか?
僕はズバリ、身体の構造を勉強しています。
骨格は勿論、筋肉について学んでいますと、痛みやコリの繋がりを理解できます。また、ランニングフォームとの繋がりも勉強できます。
僕はiPhone用にしかアプリがないのですが、「筋肉とキネシオロジー」を使っています。安くないですが、スグレモノです。
僕は身体の構造を学びながら、僕自身や友人の走るランニングフォームのスロー動画を見て、どう身体を動かしたら、速く走れるだろうか?と考えています。
その中で、最近、何度か書かせてもらっていますが、僕の筋肉の使い方が変化してきました。
2019年から足の蹴り出す方向を替えること、2020年から背筋を使おうと考えて、様々な取組みをしてきました。2021年からツイストするフォームを意識しましたが、動きの連動が理解できませんでした。
その中では2022年にコロナ感染を経験して、動かなくなった股関節周りを動かせるように取組む中で、股関節の動かし方が背筋や足の蹴り方、身体をツイストさせる動きを連動させることに気づき、ようやく自信を持てるようになりました。
僕はスポーツに長けている訳ではないので、随分長い時間を掛けて、やっと進化の手応えを感じています。
■考えることと、実際とを結びつける作業
アプリで学んだことは鍼灸院で診て頂く中で、あるいはセルフケアする中で、コリの位置、こっている筋肉を知ります。
コリの出る筋肉は、走る中で動かす筋肉ですから、診て頂く中でコリのある筋肉を理解できるのが効果的です!特に、その筋肉がどんな動きに繋がるのか?が分かると、より良い走りに繋がります。
月曜は坂本先生に足を診て頂きましたが、内側広筋や内転筋、恥骨筋のコリがありました。以前は、外側広筋のコリを指摘されていた時期もあります。今は身体をツイストさせるフォームに切替えて、身体の外側ではなく、内側の筋肉を使う形に替わったことで、力が逃げてしまっていたのが、上手く蹴る力に替わっていることを走りながら感じています。
あるいはツイストを活用する中で、僕自身、背筋を意識的に動かせるようになって来ました。そんな中で背中の筋肉にコリが出てきました。
坂本先生の鍼は深くまで届くのが特徴で、深部のコリまで短期間に取り除ける効果があります。特に、治療費が他の鍼灸院さんに比べて高いので、身体の構造を理解すると、より上手く先生の話すことが理解できたり、走り方との繋がりが分かると思います。
それに痛いのには意味があると言えます。
同時に、先週お知らせしました、realvision sportsでの解析も上手く活用できると思います。こちらについては、また、解析して頂いて、お知らせしたいと思います。
そのためにも、別大2024では自己ベストを更新したいなぁと思っています!
■まとめ
シンキングベースボールは相手がある野球で相手を分析して、確率論で勝利に近づくアプローチでした。
今日の内容はもしかすると、先週の大谷翔平選手の話との繋がりの方が強いかもしれません。
マラソンで考えるなら「筋肉」を勉強すべきなんだろうと思います。
より効率良い走りを目指すとか、スピードを出せるランニングフォームで走れる距離を延ばすとか、僕のように、スロージョギングのフォームを磨くことでマラソンを速く走れるようにするとか、練習でのアプローチは様々だと思いますが、いずれの場合も筋肉なしに進むものではありません。
動き作りや、上半身の筋トレも同じですもんね。
勿論、メンテナンスという点やコリという点でも、「筋肉」に着目してみてはいかがでしょうか?