2024年を迎えました。

 さあ!新年明けて、新しい気持ちで2回目の本番レースを目指して頑張りましょう!ここからは1月最終週の勝田全国マラソン、大阪国際女子マラソンに向けた3回の練習をしっかり行いましょう!

[3週間前]1/6or7  →できれば30km

[2週間前]1/13or14 →できれば20km

[1週間前]1/20or21 →できれば10km

[本番]1/28


 詳しくは1/3から書いて行きます。

 その前に、ピッチに関する話を書いて行きたいと思います。



 年末12/31は光が丘公園でクロカンコースを走っていました。平らですが、木々の根っこが多いコースなので、平らなトレイルですかね。

 マラソンを走るランナーさんにも、トレイルを走られる方も多いと思います。それでも、マラソンもトレイルも極めて優秀という方はかなり少ないと思います。

 僕の友人には信州五岳でも上位、フルマラソンも僕より速いランナーさんがいますが、彼の練習方法は少し特殊なので、最後に触れたいと思います。



 マラソンで頭打ちになって、トレイルに向かう方も多いですが、マラソンとトレイルは同じじゃないんです。

 走る場所が違うのは勿論ですが、奥武蔵グリーンラインは走っても、彩の国トレイルを走らないのは両立が難しいからです。

 そこには、マラソンにとって大切な要素があるのです。



マラソンをしっかり走る上で、1番大切なこと

 マラソンにおいて1番大切なことは、一定のリズムで走ることです。マラソンとは、走り出したら、どこまで同じリズムを保って走れるか?を競う競技といっても過言ではありません。


 ところが、トレイルにな一定のリズムがありません。というのは、木の根っこや岩などが一定にある訳ではないからです。

 ですから、トレイルが得意な方は様々なリズムに対応できる方ということです。逆に、一定リズムを刻むのが得意でない方かもしれません。


 ところが、意外にも、リズムの大切さを語る方は少ないです。


 何故だと思いますか?


 今では、GPS時計が現れて、角速度センサーが搭載されたことで、ピッチやストライドが簡単に計測できるようになりました。

 でも、それは10年ほど前のことです。僕がピッチを計測できるGPS時計を初めて買ったのは、2015年初めのSUNNTOでした。

 つまり、僕が疲れた時に起こるピッチやストライドの変化は、かつてのトップランナーさん、あるいはかつてのコーチは知らないことなんです。

 ピッチは1分間に180歩以上ですから、目視で数えるのは無理ですよね。同じように、ストライドを測るのも難しいですよね。



 ですから、僕は当然のように「ピッチ」や「リズム」と書きますが、ご存知ない方も多いのです。

 勿論、トレイルとの違いも同じです。



先に紹介しました友人の練習方法

 トレイルもフルマラソンも優れた友人の練習方法は、日頃から、両方を練習していることが特徴です。

 正直言いまして、住んでいる場所も大切だと思います。家の近くに、トレイルとロードの両方が身近にあることが大切です。

 毎週末は山に向かう方も多いです。でも、例えば、土曜に距離走、日曜にロングトレイルは移動が大きく、身体への負担が大きいですよね。特に急登は心肺への負担が大きいので、身体を休める場合じゃないですよね。

 それだけに、身近な練習からアップダウンを使ったり、トレイルを組み込むことが大切に感じます。


 勿論、トレイルを息抜きや夏の練習に活用する方法もあります。ですが、ピッチの違いがあることを理解しておくことは大切だと思います。



スロージョギングでも注意すべきことがあります

 トレイルはピッチが一定ではなく、マラソンの練習にはつながらないと書きましたが、スロージョギングはどうでしょうか?

 「たかがジョグ」と考える方も多く、「ジョグなんて練習にならない」と言う方も多いです。

 そう話したり、考えたりする方を否定するつもりはありません。若い年齢ならジョグはアップやダウンだけかもしれません。が、40代や50代のランナーはそんなに頻繁にスピードを上げられません。

 ですから、スピードを上げないジョグを練習に活用することが大切です。当然、よりスピードの遅いスロージョギングも練習に活用できた方が効果的です。


 それでも、ゆっくり走れば良い訳ではありません。

 ゆっくり走っても、スピードを上げた時とスロージョギングでフォームが違ったら、スロージョギングを練習には使えません。

 スロージョギングはフラットからフォアフットの着地ですと、ゆっくり走ることができます。


(春日部大凧マラソン2023表彰式から。コロナ禍で行われなかった3年間を挟んで優勝できました。2024年は分かりませんが、走る時には頑張りたいなぁと思います)