「フルマラソンのタイムを伸ばすなら」を書かせて頂く中で、すごく気になるのは、現在、なかなか調子の上がらない方もいらっしゃることです。思い通りの練習ができない時や、練習で頑張っているのに、結果が出ない時は残念に思いますよね。
これは僕も直面することで、少し悩む部分です。
「調子が上がらない」と焦る気持ちも出ますし、かと言って、焦っても結果が変わる訳ではないので、焦らないようにして、体調が上がってくるのを待つしかありません。
僕も9月に副鼻腔炎を感じつつ、渡良瀬遊水地ハーフを走って、そこから悪化。3週間の薬服用後も体調が戻らなくて、この処、少しずつ戻って来ているのを感じています。
場合によっては、年内レースをDNSにして、例えば、しばらくはスロージョギングを中心にする方法もあります。
とはいえ、停滞ムードを上昇ムードに替えて、上昇気流に乗せていくのは、待つだけでは難しいので、いくつかのヒントを書かせて頂きます。
■血液検査が良いかもしれませんね
僕自身、走っています中で、2つのことで悩む面があります。それは肝数値と貧血です。
まず、肝数値ですが、走り始めて数ヶ月でした2014年2月の血液検査でγGTPが200を超えていました。確認してみますと、走る時の着地で赤血球が壊れるため、これを肝臓で修復するため、肝臓に負担が掛かるんですね。
勿論、人によって、壊れやすさや肝機能の強い弱いがあるようで、僕の場合は弱点だったようです。
でも、オルニチンを摂るようにした処、比較的短期間で治りました。
そして、貧血は子供の頃からですが、昨年、コロナ感染後に症状が強まり、血液検査をした処、貧血状態と分かり、鉄分とビタミンCを摂るようにして来ました。
本当はそろそろ血液検査したい時期です。
ここに挙げたのは僕の症状や課題ですが、お一人お一人で弱い箇所が違いますよね。自分の特徴と思って対応するしかないですが、まずは数値を確認するため、血液検査が必要な場合もあると思います。
■体調を整える上で大切なのが睡眠です
僕は長い間、ショートスリーパーでした。
大概は午後11時過ぎに仕事から帰って、午前1時過ぎに寝ていました。朝は5時過ぎに起きて6時前に仕事に出掛けていました。走るようになって、50代に突入して、身体の疲れを考えつつも、睡眠時間が気になっていました。
コロナ禍に入った2020年頃から、通勤時間がなくなったことをキッカケに、睡眠時間をできるだけ確保するようにしています。
僕の場合は睡眠時間を増やしたら逆に安静時心拍数が下がりにくくなったり、睡眠の質が低下したり。時間を延ばすことが必ずしも良い訳ではなさそうですね。
ですが、色々試す中で、例えば、お風呂を出てすぐに寝るのは睡眠の質が低下しやすいとか、水分摂り過ぎはトイレに起きるけど、足りないと足が攣るとか、体調を見ながら、考えることが多いですね。
実はいびきもあって、枕選びは随分検討してきました。
僕は体調が良くなると朝が起きられません。
寝が深くなるからみたいですが、若い頃と違いますよね。ですから体調が良くなってきた時は午前半休を活用して、起きる時間を遅らせちゃう時もあります。一度タップリ眠ると体調が更に上がると思います。
■身体のエネルギーを戻すのって大変ですよね
僕は距離走やレースで全部出し切る!と書いていますが、出し切った後に身体のエネルギーを回復させることは思う以上に大変です。
僕は「オレは摂取す」を上手く活用していますが、食事の工夫も色々行っています。
日頃、よく飲んでいるのはプロテインですが、やはり一番効果が期待できるのは、食事かもしれません。
僕が多く使うのは、うなぎ、そして肝焼きです。
先週は金曜に奥武蔵グリーンラインを走った帰りに、うなぎ1串と肝焼き3本を買いました。
そして、参鶏湯です。
暑い季節はお勧めしにくいですが、韓国料理好きの僕はレトルトの参鶏湯を食べる時が多いです。近々参鶏湯のお店に行って、エネルギーをチャージしてきたいと思います。
■まとめ
今回は調子が上がらない時に原因を調べたり、調子を上げる工夫について紹介しました。
一番大変なのは「練習内容は良いけど、結果が出ない」時だと思います。ここについて、触れたい所ですが、(明日は週末練習について書きたいので、)週末に書かせて頂きます。