「フルマラソンのタイムを伸ばすなら」を再開させて頂いています。今年はなかなか涼しくならずに厳しいですね〜
普段、自分がとんなフォームで走っているか?というのは、思う以上に頭で考えていたのと違います。僕はそもそも、自分がストライド走法だと思っていましたもん。他の方と比較することも含めて、動画を観ることは大切だと感じます。
前回はスロー動画について書きましたが、今日はスロー動画について書いてみたいと思います。
動画と言いましても、横から、前から、遠かったり、近かったり、と色々あります。時には録画中にパンすることもありますし、走りながら撮って頂く時もあります。
正直言いまして、撮って頂けるだけでも非常にありがたいです。
どの位の時間が撮れれば良いか?という点について書きますと、実は2秒でも良いのです。
というのは、レースペースでは多くの方が180歩/分以上ですから、1秒間に3歩です。2秒あれば、左右それぞれ3歩です。ですので、走り方を見るにはたった2秒で良いので、動画を撮れるとスゴく役立つように思います。
ところが、観察する場合、足の動きが速すぎて、観ることができません。そこで、スロー再生が必要になりますが、意外とスマホでは有料が多かったり、対応していない時もあります。
勿論、そもそも論として、iPhoneなどではスロー録画機能があります。でも、4倍スロー動画までがほとんどです。本当はもう少しゆっくり再生が見やすいように思います。
今日は僕の行うワークフローについて紹介します。
僕は基本的に10倍スローを使っています。
★作成環境はWindowsマシンです。最新モデルは使っていません
★使用ツールはOBS studioです
*OBS studioはWindows版ですと、無料になっています
【手順】
①スマホから動画ファイルをパソコンに転送
(USBケーブル)
②OBS studioで動画ファイルを開きます
③コンテンツを確認して、再生開始位置を決めます
④画面での動画記録範囲を設定します
⑤再生スピードを10%に設定します
⑥録画ボタンを押して、スロー再生を開始します
⑦終わり箇所で、録画停止ボタンを押します
⑧コンテンツを確認して、良ければセーブします
必要な時はスマホに転送しておしまい
10分も掛からない作業ですが、スロー再生する時点で、自分のフォームの良し悪しを色々考えます。ですから、意外と繰返し観ちゃうのではないか?と思います。
■コンテンツのクオリティが大切だと感じます
流れは簡単ですが、編集してみると、コンテンツのクオリティが大切だと感じられるかと思います。
例えば、近すぎて、頭や足がカットされてしまったり、遠すぎて、身体自体が大きく見えないことが多いですね。あるいは、正面からや背後からの動画は動きが分かりにくいですね。
パンして(走る動きに合わせて、カメラを振る)撮って頂くよりも、真横からパンなしで撮って頂く方が分かりやすいですね。
ここで書いたのは一例ですが、ベースになる動画のクオリティが大切だったりしますね。
ありがたいのですが、近づくと切れちゃうんですね
こちらは一緒に走って頂けたので、うまく撮って頂けました。
前の記事に載せた動画はこの動画から作成しました。