日曜6/4に行われた奥武蔵ウルトラマラソンのレースレポートを書いています。


 昨年は76kmということで大野峠で折返しでした。今回は県民の森の折返しに戻りましたが、道路の舗装が新しくなって、走りやすかったです。

 先日の落石による通行止めもそうですが、この処、グリーンラインを走っていて、あちこちで道路の痛みを感じます。また、林業に関わらない僕ですから、分からないまま書きますが、林の手入れや維持の大変さを感じます。円安になる今、輸入木に代わって、国産木の重要さが改めて注目されると感じます。また、土砂崩れなどは森の維持があってこそですよね。

 そう考えた時、本当は林業って、日本を支える大切な産業だと感じています。

 大切な日本の財産を守れる活動ってないかなぁ?とグリーンラインを走りながらいつも考えてしまいます。



■県民の森からゴール

 県民の森に着いて、頭に水を掛けて、水分を摂ったのは4時間15分でした。残りは30km弱でした。

 先頭から30分遅れ。これなら、7時間は切れそうかなぁと思いながら、下り始めます。

 帰りながら、スライドする皆さんに声を掛けて行きます。この日は招待選手。アキレス腱が万全でない僕はタイムで大会を盛り上げられませんから、代わりに応援の声でみんなを元気にしようと思いました。

 勿論、上り坂は歩きです。でも、元気一杯に笑顔で「ファイト!」「頑張って行きましょう!」と1人1人に声を掛けました。

 そして、刈場坂峠で3回目のトイレ。

 気分を換えて走ります。


 そんな時に異変!左足がチクっと!😳

 虫が靴下の隙間に入って刺された😭痛いし、止まって虫を掻き出しました。も〜ホント痛いし😭


 気を取り戻して走ります。上り坂はキロ9近い歩き、下り坂はキロ4近い速さで降りて行きます。

 飯盛エイド手間で3つめのゼリーを摂って、走ります。

 後半は水分が摂り過ぎにならないように、1つおきにスポドリを摂りました。水を頭から掛け続けました。

 これで身体のリズムが良くなりました。


 僕が応援の声を掛けますと、逆に返して下さる方も多いんですね。僕自身も励まされました。僕は声が大きいので、多分遠くから声が聞こえていたんじゃないかしら?😅

 また、応援に立たれる方にも感謝の気持ちを伝えながら走ります。上り坂は歩くけど、前半より気持ちが前向きでした。

 登る時は気持ち悪くなったり、肩が痛くなったり、脇腹もおかしくて。帰りは残り何kmと考えられたのも大きいですね。


 高山不動尊の手前にある坂は完全に歩きでした。昨年は一番キツく感じました。昨年は半分くらい走りましたが、アキレス腱があるので、仕方ないですね。


 見晴し台エイドは水掛けも給水も両方スキップしちゃいました。

 でも、行きに伝えられなかったのですが、「ブラボー!ブラボー!ブラボー!」の声。神宮24時間でハンドラーをされていた方。下り坂を走りながら、声掛けをして通り過ぎました。スゴい応援エネルギーを持つ方です。


 この辺りからスレ違う方が急激に減りました。昨年より僕が遅いので、昨年より手前のことでした。

 そして、顔振峠にはほとんど人がいませんでした。昨年は顔振峠エイドでたくさんの方とスレ違いましたから、走る速さで、隨分違いますね。その先の阿寺は被り水だけで先に向かいますと、後ろからボランティアを務める友人の声!ありがたいです。力をもらって走ります。

 でも、2箇所で水を摂らなかったら、喉の乾きがヒドくて、黒山エイドではシッカリ水分を摂りました。でも、帰りに立ち塞がる上り坂の最後にエイドがあるので、上り坂をせっせと歩いてやっと到着しました。


 そういえば、折返してから、抜かれるより、抜くことが増えました。同じチームメイトを2人抜いて、チーム6番目に。604番さんには黒山手前の上り坂で抜かれましたが、もう仕方ないですよね。そして、友人KA山さんとは何故か抜きつ抜かれる展開でした。昨年はゴール手前1km位で、キロ4で走るのに、スゴい勢いで抜かれました。お互いの調子ですから仕方ないですが、レジェンドランナーと競えるのはありがたいですね。


 さて、黒山エイドを過ぎると下り坂ですが、ここで考えるのは最後の上り坂。黒山エイドは残り10kmほど、上り坂からゴールは5kmですから、そこに待ち構える1kmの上り坂!今回は勿論歩き戦法!歩きます。歩いている間に821番さんに抜かれます。上り坂手前で目の前に見えたチームメイトとの距離が広がりますが、歩きます。

 やっと、清流エイドに着いて、頭に水を掛けると、スピードを上げて行きます。最後1kmで752番さんを抜いて、前に821さんとチームメイトが見えますが、差が詰まりつつも追いつかずにゴールでした。


(ゴールしての1枚)
(左足くるぶし下を2箇所差刺されました)