「フルマラソンのタイムを伸ばすなら」というテーマで書かせて頂いています。

 

 タイムを伸ばすなら、足を作ることが第一条件ですが、その上で、より速く走るなら、レースペースで走るフォームと同じフォームで走れるペース範囲を広げることが大切です。ここで、ご注意頂きたいのは、どうやって幅を広げるか?ですよね。

 勿論、完全に同じなら、走るペースは変わらないですよね。実際にペースを変えるにはフォームをダイナミックにしたり、コンパクトにする必要があります。

 勿論、足を動かすピッチを変える要素もありますが、身体が持ったリズムなので、そんなに大きく変えられないですよね。

 ですから、身体の動かし方でペースを変えるのですが、この時に身体のバランスが崩れると「弾み」がなくなります

 

 この弾む感覚をレースペースで感じられない方もいらっしゃいますし、多くの方が「弾み」を意識されていないことも多いので、前日は「弾み」感覚が分かりやすいシューズをご紹介させて頂きました。

 こごまでに、やはりスピードに関係なく、走る上で「弾み」が大切で、「弾み」を感じるには、まず縄跳びを試してみることが有効と書かせて頂きました。

 今日はこの縄跳びについて紹介していきます。

(僕は子供の頃から、何度となく、縄跳びを使ってきた時期があります。でも、このように書かせて頂くことになるのは思っていなかったので、驚いています)

 

 

■大人の縄跳び

 縄跳びは多くの方が子供の頃に経験をお持ちかと思います。僕も小学生の頃は体育の授業でやっていました。授業では、交差跳び20回、2重跳び10回跳べるという形で級が設定されていたと思います。たくさんの種類を跳べることを求められていたと思います。腕を大きく振ったり、大きくジャンプする子もいたと思います。

 小学生時代の僕はこの「級」が全然ダメだった覚えがあります。唯一長く跳ぶことだけが得意でした。

 

 

 中学生になると、縄跳びが体育の授業からなくなりますから、中学生以降に縄跳びを経験されている方は少ないはずです。

 

 

 大人の縄跳びは隨分違います。2重跳びから3重跳びや、はやぶさに進化します。つまり、難易度の高い跳び方が増えていきます。

 僕は先にお知らせしましたが、大学生時代に秋から冬の期間、スキー練習のために、縄跳びに取組んでいました。僕は走ることが苦手で、縄跳びが得意だったからです。

 

 先にお知らせしましたが、僕は毎日30分位、跳んでいました(雨の日は跳んでなかったかも)。

 これも、ほぼ前跳びだけで、気分次第で2重跳びでした。

 この前跳びは慣れてきたら、10分以上跳んでました。足が引っ掛かるって止まると、ハァハァ言っちゃう状態でした。呼吸を整えて、再び跳びます。が、続けて引っ掛かると気分転換に2重跳びをしていました。

 

 「10分跳ぶ」と書きますが、これが楽じゃないんです😅

 初めは100回跳んでヨシ!と思いますよね。

 でも、1分間なんて全然掛かりません。え?そんなに短い時間なの?と考え込みます。

 更に、跳んでいくと分かるのは、長い時間を跳ぶと段々と腰の高さが下がったり、縄を回すのが重く感じます。ですから、止まると、スゴく疲れているんです。

 

 残念ながら、僕は縄跳びの大会に出る訳ではなく、トレーニングに取組んでいましたから、他の方とレベルを比較したことがありません。

 でも、やはり僕は3重跳びやはやぶさは跳べても1回でした。そこは力強さを持った方とは違いますね。

 大人縄跳びとして、例えば、ホームページで紹介されていますが、僕はマッタクできません。

https://nawatobifukkun.com/level/ 

 

 

 

 

 また、僕はメタボ健診で指摘された後に縄跳びに再挑戦しましたが、40歳を迎えての挑戦は苦戦したのを覚えています。

 やはり、いきなり30分のトレーニングは無理です。

 そこで、どんな風に取組んでいけば良いでしょうか?

 

 

■初めに行うべきこと

 縄跳びで大切なのは使う縄です。特に、適度な重さと丁度良い長さが大切です。

 長い時間を跳び続けるのに向いた縄は丸まる癖を持たない素材が良いですし、跳びやすい重さがあります。

 子供の頃の僕は軽い縄を選んでいましたが、大学生では綿製の重い縄を使っていました。中央付近にビニル製のカバーが着いて、地面にぶつかると大きな音が鳴ります。

 振り返ると、小学生の頃、先生が何故か、綿製の重い縄を使われていて、成長して初めて、その意味や価値が分かりました。

 

 また、子供の頃もロープをカットして使っていたと思います。でも、多少長くても留め具の位置をズラして、持ち手の中に余る部分があったと思います。大人用の縄跳びはここがキッチリしていて、ピッタリに調整する必要があります。

 

 必ず、袋に入ったものを買うので仕方ないのですが、丸まる癖がありますと、身体の下に来て跳ぶ時に、輪の先端が身体の右や左にズレるので、飛びにくいのです。

 また、持ち手と縄のつなぎ部分が課題で、回りにくいとか、回る時にうるさいとか、課題になることが多いです。

 

 本当は買う前に確かめられると良いのですが、仮に店頭で見ても、必ず長さを調整しないと丸まる癖やつなぎ部分の相性などは確認できないのが課題です。

 ですから、いきなり1種類を買って、これが良い!とは言えません。できれば大人買いで2本を購入頂けますと良いと思います。

 

 なお、長さ調整が大切なのですが、いきなりピッタリを狙って切りますと、あれ?もう少し、という時に対応できませんので、購入して跳ぶ際は少し長さにゆとりを持たせると良いと思います。

 

 

■買った前提で書きましたが、どんな縄が良いのでしょうか?

 振り返りますと、子供の頃は縄跳びが袋に入らず、お店に吊るされて売っていたんですよね。駄菓子屋さんで買った覚えがあるのですが、小学生高学年を過ごした前橋は駄菓子屋さんがなかったので、どこで買っていたか?今ひとつ覚えていません。色がピンク、黄色、緑、青とあって、選んだのは色だけでしたね〜。

 今は隨分違います。

 例えば、Amazonで「縄跳び」で検索しますと、実にたくさんの縄が出てきます。子供用を減らすように「縄跳び 大人用」で検索しますと、まだ子供用が残りますが、数が減りますので、見やすくなります。

 それでも、もの凄い種類の縄跳びがあり、選ぶのに悩みます。

 

 参考になればと思って、今までに使ってきたロープと今、使っているロープを紹介します。

 今まで、asicsの縄跳びを何回か、購入しました。

 

 

 ところが、非常に繊細で、持ち手とロープとの間に入る部品が簡単に壊れてしまうんです。また、ロープが軽すぎて跳びにくいかもしれません。

 持ち手とロープのつなぎ構造が子供時代に使っていたのと同じなので、ここに課題がありそうです。ですので、使っていますと、よじれる癖がつきやすく、これは左右でロープの回転がズレることが原因です。長い時間を跳ぶには向いていないかもしれません。

 

 

 今回は思い切って、3種類を購入しました。

 僕がまず選んだのは、Amazon Basicです。

 袋を開けると、やはり丸まる癖がついています。使う間に変わるか?を確認しています。

 重さは適度で扱いやすいです。持ち手とロープのつなぎ部分はベアリングが入っていて、回しやすいです。が、まだ丸まる癖だけでなく、よじれる傾向があるので、長さを調整しにくいです。

 

 

 

 

 次に選びましたのは、カウント機能付きのロープです。持ち手とロープのつなぎ部分に特徴があります。このつなぎ形状はロープが持ち手の外側にあり、左右での回転差が出ないので、長く跳びやすいです。でも、ロープが回転部分の中心を通らないので、長時間を跳びにくい可能性があります。ここを確認したいと思います。

 

 今回は綿ロープの縄跳びも購入しました。

 その理由は袋に入っても綿だから、丸まる癖がつかないこと、真ん中に切れ防止の保護チューブが着いているからです。この保護チューブはオモリを兼ねるので、長い時間を跳び続けるのに向いています。

 こちらはロープが綿とポリエステルの混合ですが、試した上でお知らせします。持ち手とロープのつなぎが分からないので、ここも確認ですね。

 

 

 

長くなってきましたので、続きは次回にさせて頂きます。