「フルマラソンのタイムを伸ばすなら」というテーマで書かせてもらっています。

 「大撃沈」から「全力を出す」というトピックスに移ってから、今回が10回目となります。多くの方が力を出しきれなかった振り返ることが多いと思い、撃沈に続いて、このテーマについて書かせて頂いてます。

 ここまでのトピックスは少しバラバラ〜と書いてしまったのですみません。次回に少し振り返りたいと思います。

 前回は調子を上げていく話を書かせて頂きました。そして、「どのように上げて」いくかについて、今回は書いて行きます。

 

 

■タイムを伸ばす流れがあります

 僕は7月後半からお盆の時期に行われます、夏のフルマラソンやハーフマラソンを走ったことがありました。

 正直言いまして、ガッカリするタイムです😅

 フルマラソンは2h50mを切れないです。PBは2h33mですから17分(25秒/分)遅いんです。ハーフマラソンは1h20mを切れない結果の時もあります。PBは1h13mですから、7分(21秒/分)も遅いです。

 しかも、半端ない汗をかくので、レース後のダメージが大きいです。ハッキリ言ってお勧めしません。

 

 では、何故走るのか?と思いますよね。

 それはいつからレースに参加すると良いか?を確認するために試してみたんです。

 これは僕の感覚ですが、「9月中旬からレースに参加する」のがお勧めです。2つの理由があります。

 1つは9月中旬以降は大会に参加する方が増えるからです。それまでは参加される方が少なくて、1人で走る状態になります。もう1つはお盆を過ぎますと暑さのピークを過ぎるからです。お盆明けからペース走を始めて、まだ完成しない段階でハーフマラソンを走っていくのがお勧めです。

 

 

 この流れで、10月後半までに隔週程度で週末のハーフマラソンを走り、ハーフを走らない週末は30kmペース走を行いますと、スピードと持久力がしっかり付いて行きます。

 この中で大切なことは、気温が下がると、段々と速く走れるようになる点です。9月は身体ができる前でしたし、段々と身体もできていきます。

 特に、ハーフマラソンはフルマラソンより短い分、粘る走りをしやすいです。気温とともに走れるようになると思います。繰り返すことで、走れるペースが速まる点(自信を持って上げられる点)も見逃せません。

 これに対して、30kmペース走のような練習は走る速さが決まっていますから、持久力を高めることになります。積極的に取組むなら、例えば、30kmからペースを速めてプラスアルファを走るとか、スタート前にジョグで走っておくことをお勧めします。距離に対する自信を付けていきます。

 特にフルマラソンではレースでも30km以降も同じペースで走り切るのが、一番効率的で、達成感も高いです。これを実現するなら、前半は集中力が高まったり、スピードに乗った形にならないようにしたいです。ですから、30km手前からスピードを上げるような練習が効果的です。

 
 このような、スピードと距離に自信を付ける練習は非常に効果があると思います。例えば、MxK練習会などを活用される時はペーサーさんに従って走ります。自分の目標とするペースより若干遅いとなるケースもありますから、先日紹介しましたように、意図的にスピードの出にくいシューズを履いたり、30kmの後に1人でペースを上げるのが良いと思います。
 30kmまでは少し遅い組でも良いんです。そして、30kmからは全開で5kmを走ります。このスピードがフルマラソンを平均で走り抜けられるペースです。そう思って、30km手前から行くぞ!と気持ちを入れて挑戦して下さい。
 
 勿論、これはサブ3を目指す方にもスゴく効果的です。サブ3.5を目指す方にも効果的ですが、30km以降を走る所まで足が出来上がっていらっしゃらない方も多いので、無理せずに30km走や3時間走に取組んで頂くことをお勧めします。
 
 
■僕の実情
 本当はもっと攻めたいです。
 失敗しても良いから、攻めるレースをやりたいです!
 ところが、コロナ禍になってから、走れるレースが限られてしまって、走る時に結果を出したいとなるのがイヤで仕方ありませんでした。
 特に、今回は何回もハーフマラソンの話題が出ましたが、ハーフマラソンは2021年が1度、2022年が2度しか走っていないので、上手く走れる自信がありません。本当に参加するのが怖いです。
 でも、その一方で、2023年は久しぶりに燃えたい!そう思っています。
 僕はここまでに紹介しました形で今年も取組みたいと思っています。お読み頂いた方にも、秋には距離に自信を持って、年末に向けて段々と記録を更新して走れますことを願っています。
 
 
(先日のかすみがうらマラソンから。笑顔の筈😆)