冬のウェアリングについて書かせて頂いています。

 特に帰宅ランは昼間と異なり、気温が低いので、暖かく、且つ、汗冷えしない服装が大切です。この2つを避けるには、特に細かく体温調節できることが大切ですよね。


 まず、前回を振り返ります。

 マムートやサロモンのハーフジップシャツは現在3枚(昔の素材も持っていますが随分違いますね)、ノースフェイスのホワイトライトタイツは現在2本を持っています。安い買い物ではないので、セールや季節外れの時期に買うことが多いです。

 これらのアイテムはジッパーにより体温調整できる点が非常に助かります。また、薄い素材でも身体との摩擦で発熱する効果も使っていますから、より温かいです。

 実は昨日12/14は普通のコンプレッションシャツを着てみましたが、身体が冷えてしまいました。この差が大きいと感じています。


 そして今回は、細かく体温調節するために効果的で、保温効果が高い手袋や帽子、ネックウォーマーを取り上げます。

 走らない時の僕は真冬でもダウンを着ることが少なくて、長袖Tシャツに薄手のアウターが多いです。でも、必ず手袋やネックウォーマーで手首や襟元から暖かさが逃げないようにしています。勿論、アウターも手首がキュッとなり、襟元までジッパーがあるものを着るようにしています。

 前回に紹介したハーフジップシャツも手首と襟元が大切ということですね。ここを押さえると、寒い季節も上手に走れるようです。

 そして、冷えやすい耳を暖かく保つのに、帽子を使っています。



■ネックウォーマーは素材が進化しています

 ネックウォーマーは綿素材も使っていますが、気温が下がる季節は素材を替えています。以前は普通のフリース素材を使っていましたが、最近はフリース素材も進化しています。なので、昨年から新しく切り替えています。

 最近愛用しているのが、次の2種類です。

・Salomon / ネックウォーマー RS WARM TUBE

・Mammut / Aconcagua Light Neck Gaiter


 前者はAmazonで確認しますと手頃な値段ですが、内側外側の2層構造になっています。内側にポリエステル素材を着けることで、普通のネックウォーマーよりかなり暖かいです。少しタイトなので、帽子を外して着けて下さいね。課題があるとしたら、暑くなると内側素材がまとわりつく点でしょうか。

(上半分が内側、下半分が外側の素材です。スゴくよくできています)

 後者は値段の季節変動が大きいです。セール時期以降が良いかもしれません。ですが、裏地が凸凹形状で発熱効果を持たせているので、暖かさとサラサラ感が両立しています。しかも径方向の伸縮性が高いので、例えば鼻や耳を覆うとかも簡単で、落ちにくいですね。

(こちらは裏起毛が縞状になっていて、これが発熱効果とまとわりつかない効果を生み出しています)


 勿論、他にも色々あるとは思いますが、選ぶ上で課題はネットでは裏地や裏側の構造まで見えない点ですよね。ですので、こうしてご紹介させて頂いた方が良いと思っています。

 

 

 

 


■手袋はこれで決まり?

 以前はSalomonの手袋を着けていました。マラソンで着けるなら、Salomonで良いと思いますが、帰宅ラン等で着けるなら、もう少し温かい方が良いと思います。

 最近の僕はMammutのStretch gloveを使っています。初めて着けて、これしかないと思いました。理由は暖かくて、サラサラ感が高いからです。付け外しも簡単なのがありがたいです。
 なお、使っていきますと、表面が荒れてきます。フリース素材ですから毛玉になる場合もありますが、そのようにはならないようです。

 

 


■帽子は好み次第かもしれません

 僕は普段、Salomonの帽子を使っています。理由はスキーメーカーだからです。手袋やネックウォーマーは、スキーとランニングで求める優先順位が違いますが、フリースやニットの帽子は同じです。


 

 

 加えて、メリノウールの帽子はより薄くて、暖かいですね。今はicebreakerの帽子を使っています。