通勤ランでリュックを背負って走っていた僕は、元々の走り方もあって、足を後ろに送る走り方になったり、上体が後傾しちゃう課題があった。
 この1年半、リュックを背負わずに走るとか、リュックを背負っても荷物がほとんどない状態で走ってきて、僕自身の走り方が進化してきた。
 改めて帰宅ランをしてみると、色々な気づきがある。


◆走るフォームは常に同じが良い
 これはチョー基本だけど、速く走る時もゆっくり走る時もフォームができるだけ同じ方が良い。
 練習と本番で使う筋肉が違うと本番で速く走れないよね。
 これはストライド走法の方にはかなり難しくて、というのはストライドを開くにはスピードが必要だからだ。
 これに対して、ピッチ走法はゆっくりでもピッチを保ち、ストライドを変えることで、スピードを変えやすくて、上手く走りやすい。
 だから、ストライド走法の方には帰宅ランを勧めにくいと思う。逆に、ピッチ走法の方には向いていると思う。


◆リュックの背面長が思う以上に大切
 ここまで、走るフォームが速く、遅く走るとしてもできるだけ同じようにと書いたが、リュックの背面長についても同じことが言える。
 リュックって背中に当たることが多いと思うが、走るとなるとリュックが腰にぶつかって走りにくいとか、擦れたりする。こうなると、同じフォームで走るのが難しい。
 だから、背面長が短く、リュックが走る妨げにならないことが大きい。
 これまでに随分たくさんのリュックを使ってきたが、最近はスマホやマスク、飲み物とかを入れるホルダーが前面に着いているものを選ぶことが多い。

(走り始めた頃は前面にポケットがなく、走る途中にリュックを下ろすことが多かった)

(今は形で、前面にポケットが着いているものが多かった。こちらはチェストベルトがゴムなので、自分で交換して使っている)


◆リュックは容量も大切
 以前は20Lを使っていたが、最近は10Lのリュックが多い。やはり、背面長という点、また重さも重要だ。
 重さはまさに容量。例えば、容量が大きくて、背面長が短いと奥行きが大きくなる。横幅は身体の幅があるので、変化させにくい。このために、奥行きが大きくなる。この場合、リュックの重心が後ろにずれるので、走る時に横揺れが大きくなる。
 これも、リュックがない状態に近づけるために、軽量が望ましい。このために、10Lを使うことが増えている。


◆荷物を如何に減らすか?
 荷物を軽量にするには、リュックの中身をどう選ぶかが大切。僕は①ノートPCを持たない、②服装は薄手軽量に、③財布やタブレットなどを袋にまとめる、といったことをしている。
 特に冬場は走る服装もタイツやウインドブレーカーもあるので、荷物が大きくなるので、まだまだ工夫が必要かもしれない。


最後に、僕が普段使うリュックを紹介したい。

○モンベル / クロスランナーパック 7



○サロモンSkin PRO Set(1.5Lハイドレーション付)


○サロモンAgile Nocturne(500mlソフトフラスク2個付)