仕事の思想という田坂広志の本について今日は書いていきます。




この本のなかで最も筆者が読者に問いかけていることは「働くとは何なのであろうか」である。


人によっては、「我々は生活の糧を得るために働く」と答える。


しかし、それと同時に、その生活の糧を得るために働いている時間も私たちの人生の一部分である。それも働く時間というのは人生の中でも多くの時間をかける。したがって、生活の糧を得るというためだけに働くということは人生の浪費なのかもしれない。


そのため、我々は「なぜ働くのか」、「働くとは何なのか」の答えを常に追い求めなければならないと筆者は述べている。


私は現在、大学三年生であり、就職活動を控えている身である。


この就職活動というのは人生にとってターニングポイントであるのだが、周りの学生をみると、この筆者の問いかけている「仕事の思想」に関して本気で考えている学生はまだ少ないように感じる。彼らが気にするのは、給料や有給休暇の充実度、企業のブランド力に関して、比較的表層的なものである。


たしかにそれらの要素も自分の人生を考える上で大切な要素になってくるであろう。


しかし、たった一度っきりの人生を満喫するために、そして有意義とするためには、筆者の「仕事の思想」というものは考えなければならないことなんだろうなと思う。


今は漠然とそう思うけど、社会に出たらより「仕事の思想」についてかんがえるんだろうな。


みなさんはかっこいい生き方って何なんだろう?


僕は


「責任ある決断をすること」


だと思います。



これが良い人生を送る秘訣なんじゃないかな。


今の日本って、自分で決断することを怠っている人も少なくはないと思う。

世界には自分で決断したくても出来ない人がいっぱいいる。


勉強する!っていう決断。

自分の職はこれだ!っていう決断。

自分の好きなことに打ち込む決断。



もちろん決断の仕方も多種多様で、


その決断には”確固とした理由”があるという決断。

本能的にもうこれが大好きだから!っていう決断の仕方。

経済的にとか、どうしようもない形での決断。

子供とかトモダチ、家族のための決断。


とか人それぞれだけど、やっぱ自分の決断に誰よりも自分が納得し、責任をもてるかが人生を豊かになる秘訣なんじゃないかなって思う。



元志

というわけで社会起業家について第三弾。


前回書いた通り、今回は株式会社マザーハウスという俗に言う、社会企業で働く方から頂いた社会起業家に関する意見やコメントを書き下ろしていく。



①社会起業家などは存在しない

早速、驚きの意見であった。自分の夢を揺らがすような意見である。この意見の理由は以下の通り。


一般的に、社会起業家というものは社会貢献をするため、社会に良い影響を及ぼすためにビジネスを行うとされているが、そもそも世の中の企業すべてが社会に必要とされているから存在しているのである。もし、社会に対して何かしらの価値や利益を生み出してないのであれば、その企業は必然的に淘汰される。したがって”社会起業家”あるいは”社会企業”という概念は無用である。


成る程な。と思った。

確かに、そう言われると俗に言う”社会企業”と通常の企業の垣根というものは、あってないようなものである。


しかし、それと同時に疑問が浮かんだ。それでは何故、社会起業家という概念が存在するのであろうか。実際にインタビューをした方も”ソーシャルビジネス”もしくは”社会企業”という言葉を使っていた。それに対しては、


弊社ではソーシャルビジネスという言葉はマーケティング的観点から使っている。

また、社会企業というのは即ち、本来のビジネスのあり方を示している。

現在、企業の中には欲望に対して理想的な追求ができていない場合が多い。


例えば石油の使い方。この数十年の間、石油はその消費の果てにあるベネフィットのために、後先を考えずただただ、消費されてきた。これは短期的な欲望の追求の仕方である。

一方で、中・長期的なものの見方とはどういうことであろうか。

具体的に言えば、石油を後先考えず消費した結果は、今まさに私たちがいるこの世界であろう。

石油の過度な消費による環境へのネガティブな影響。また石油に依存しすぎたがために起きる実経済への強すぎる影響力、代替エネルギーへの転換が求められる状況になってしまった現在の状況などがある。

これは理想的な欲望の追求の仕方とは言えないであろう。




総括すると、この世の中に存在する企業全て、社会に必要とされているので存在している。その観点から言うと、社会に貢献することはどの企業にとってもミッションであり、社会起業家という概念の意味はなくなってくる。



それでは社会起業家という概念は何なのか。これは欲望を理想的に追及する本来のビジネスのあり方を示している働き方なのだ。


この考え方で、自分が考えていた社会企業や社会起業家像が大きく揺らいだ。




②社会起業家に対してのコンサルタントやキャピタルの必要性


前回のブログでも書いたとおり、私の夢は「社会起業家向けのビジネスコンサルタントになること」である。そこで、そのようなコンサルタントはソーシャルビジネス業界においてニーズやwantがあるのか伺ってみた。




そもそも、社会起業家だけでなく起業家にとって失敗とはつきものであり、大切なものである。失敗を経験することによって、学びがあり成長することが出来るのである。お金やアドバイスが無い時に自力で思いつく独自の工夫が彼らに必要なのである。したがって、お金やアドバイスなどの手助けは本当に彼らにとって良いことなのだろうか。


また、たとえそのようなコンサルタントが存在したとしても、中途半端なレベルのコンサルタントは求められない。(実際にマザーハウスで外部のコンサルをしている方もかなりビッグなファームで経験を積まれていて、知名度もかなり高いような方であるとのこと。)





などのアドバイスをたくさん頂けた。やはり現場の方の意見は重くて説得力がある。これからも、機会があればインタビューの内容を書き下ろしていく


元志