『サステナビリティ経営』
卒論のための課題図書として読んだ本。
ジャンルでいうと環境経済・経営学の本なのかな。
なぜ今の時代に”環境”というキーワードが経済・経営にとって必要なのかを理論的・具体的にに説明してくれる。
以下、この本からの学び。
1.最近、経営に必要な要素として経済的側面、社会的側面、環境的側面の三つに分類されるフレームワーク(企業の社会的側面のトリプルボトムライン)をよく見ていたのだが、なんでこの三分類なのかが良く分からなかった。この本はその疑問を少し解消してくれた。
詰まるところ、企業が環境的側面を必要とする理由は、これからの社会構造が環境に配慮した循環型社会となっていく。企業は外部環境に適応していかなければいけないため、環境的側面は企業が存在するための必要条件なのだ。
けど、それでも社会的側面と環境的側面がいまだにMECEな分類がされてない気がして少し気持ちわるい。
もうちょっと勉強しないとね。
2.今までの日本は「いけいけどんどん」なフロー重視型でB点の左側の世界だったのだが、これからの世の中はストックを重視したB点右側の世界となっている。
3.B点の右側の世界においは、従来、日本が直面した「人を大切にする日本的経営」からの「株主モデル」への転換があったようにこれからは「ステークホルダー型」への転換が迫られる。つまり「株主の企業」から「社会全体の企業」になる必要があるということ。
4.これからは将来を予測するにあたって現在を起点として将来の姿を予想するのフォアキャスティングではなく、理想の将来から対策を考えるバックキャスティングが必要であるということ。
元志