このブログは前回のブログの続きです。→★
この先に起きたことについては、私の中でもまだ感情の整理がついていません。
個人的に、まだ向き合うこともできません。
そして実はネット上で世界に向けて発信して良いことなのか、その判断さえも出来ずにいました。
書くとしてもどんな風に書けば良いのかも分からず、書いていてあまりにも感情的になってしまったりもして、何度も書き直しました。
ブログの更新がしばらく止まっていたのは、そのためです。
でもこのブログを書き進めるに当たっては、どうしても書かないといけないことなので、意を決して今回記事にさせていただくことにしました。
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2018年の11月下旬の週末に、夫は出張先の福岡から山口の実家に帰省しました。
お義父さんと二人で親子水入らずの時間を過ごし、夫はまた出張先の福岡に戻りました。
ここまでのブログに書いたように、お義父さんも急な息子の帰省をとても喜んでいて、突然温泉に行こうと言い出し、30数年ぶりに一緒にお風呂に入ったりしたそうです。
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そして実は、これが夫とお義父さんが一緒に過ごした最後の時間になってしまいました。
実はお義父さんは夫の帰省から2週間後の2018年12月初旬に、たった一人で急逝してしまったのです。
その日お義父さんはいつものようにペットの猫と2人で家にいて、いつもと同じように日常の色々なことをして夜になり、そして突然倒れて、そのまま永久に私達の前からいなくなってしまいました。
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ここで起きたことを説明しようとすると、その後救急隊や警察の検分で説明を受けたことや、医学的な用語などを使わないといけないのですが、なんとなくそれをしてしまうとお義父さんの人生や死がとても無機質なものになってしまう気がして、今の私にまだできません。
身内に起きたことなので、どうしてもこんな風に曖昧な表現になってしまうことをお許しください。
ただ幸いだったのは、義父の急逝から比較的すぐに義父の弟さんが発見してくださったことと、お義父さんは最期、殆ど苦しまずにすっと天に召されたことです。
それらのことは私たちにとって、せめてもの慰みです。
それでもやっぱり私からすると、唐突にもう二度とお義父さんと会えなくなってしまったことには変わりはなく、寂しくて涙が溢れて溢れてどうしようもありませんでした。
つづく